こんばんは。
大学生の時のお話をします。

今は40間近のオヤジですが、若い頃は今でも危ないと呼ばれる心霊スポットに友達と沢山行っていました。
神奈川県の自殺の名所、千葉県の某ラブホ
など。
私の家族は、色々と見える家系で、自分は何も感じないんですけど。

大学生の頃、先輩6人と神奈川県のK坪トンネルに向かいました。
A先輩、B先輩、C先輩、D先輩、E先輩としておきます。
みんな自分の様に、
「幽霊なんているわけねぇじゃん」
「写真撮ったって写るわけ無いな、だろ
?」
と、幽霊なんて信じない人達でした。
ただ、E先輩だけは見える人らしく、
「そんなこと言ってると付いて来るぞ」
って半分冗談で話していました。

あーだこーだ、話していると予定の場所に着きましたが、トンネル側の裏手に車を停めて、よく出る場所を探しました。

その当時は、車もバンバン通って、トンネル自体は拍子抜けで、
「トンネルの上の火葬場に行こうよ」
とみんな言っていましたが、E先輩だけは
「俺は無理だわ」
と別の先輩が
「何で」
すると
「誰か見てるよ」
いっくら見ても誰も見当たらないので、別の先輩が
「じゃ待ってて、みてっくから」
と私もいっしょに、竹藪をかき分けて、上へ上へとひたすら登りました。
「あれ?」
「どうした?」
「フェンスがあって、これ以上進めない」
しょうがなく、1人がフェンスを登り始めました。
すると

「コラー!」
みんな慌てふためいて、坂から転げ落ちて
車に、一目散に戻りました。

E先輩が、
「どうしたの?何かあった?」
別の先輩が
「いや、いきなり怒鳴られたから、びっくりして、山から転げ落ちた」
と、みんな笑いながら、戻る形となりました。

じゃただの笑い話かと言うと、ここからが恐怖でした。

私が家に帰ったのは、朝方の4時位かなと思いますが、普通家族は誰も起きていないはずなんですが、いきなり玄関が開きました。
心霊スポット行った後だから、ビックリして尻餅ついたのですが、母親から
「今どこ行ってきた?」
って、いきなり言われたから
「先輩と心霊スポット」
って、玄関入ろうとしたら、
「入るな!」
怒鳴られ、どうしたの?って確認。
すると
「今、名古屋の叔母さんから電話かかってきて、私を入れるなと言われた」
母親、姉も居たんだが、どうにも顔が引きつってるから
「どうした?」
そしたら
「あんた、なんて物連れてきた。鬼の形相

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コメント(3)

あのちょっと気になったんだけど面白ろの「ろ」いらないですよ。

自分は見えないんかーい

対処してくれる身内がいるとなにかと安全。私の側にもいて欲しい。

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