これは私が小学生の時に体験した実話です。

 私の家はマンションでその近くには何十年前に壊れた廃墟が2件あった。ある日母に「あの廃墟は何?」と聞きましたすると母は「まだあなたが生まれてない時、今住んでるマンションに引っ越してきた時には既にあったのよ」とそれを聞いた私は恐怖ではなく好奇心に襲われ、翌日その廃墟の中に入り中を探索をした。中は何もなく、空き巣に襲われた後みたいな雰囲気だった。

 ただそこに家具があるだけ棚の上に家族写真と思われる写真建てを手にし、写真を見た私は突如、背筋に悪寒を感じ、気付いたらその写真建てを放り投げていました。家族と思われる人の顔が切り取られていたからだ。
私はこの先入ってはいけないと判断しその奥には行きませんでした。

 廃墟から出る際に見てしまったのですゆらゆらと揺れる「白いなにか」を初めて恐怖に駆られ無我夢中で自分の家に全速力で家に帰った
帰るまで走り続けていた私を心配した母の顔を真面に見れない小さい声でただいまと言うと自分の部屋にこもって部屋の片隅でずっと震えていました。出る際に見たあれは人間の何処かの1部何だろう もう絶対に行かない、そう心に決めた

 それから月日は流れ大学生になった時にはその廃墟は取り壊されて跡形もなく消え去りました

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