初投稿です。拙い文章だと思いますがよろしくお願いします。

はじめに言っておきますが幽霊などは出てきません。私が、私の家族が人生で唯一経験した恐怖体験です。

あれは、私が中学生くらいの頃だったと思います。

私の兄は大学がN県にあり、そこで一人暮らしをしていました。

その兄のアパートに家族で遊びに行き、その晩からDランドへ向かいました。

父が運転でナビをセットしました。

「次の交差点を右折です…次の交差点を…」
と、機会音声が車中に流れる中、父がナビに従い運転していました。

すると、山道に入っていきました。

ナビが表示する道路の色からしてどうやり国道のようではあるのですが、余程誰も通っていないのか落ち葉で埋め尽くされた道でした。

家族で「気持ち悪いねー」とか、「ほんとにあってる?」とか言いながらもナビに従い運転を続けていました。

山道って大きいカーブあるじゃないですか。180°くらいグルーっと曲がるカーブ。

その中心にとても古い空き家が1軒ぽつんと立ってたんです。

古いはしご、水車、農具らしきものもいくらかあったと思います。

そんな、少し不気味な建物を一周するように道路が続いており、みんな無言になりその建物をまじまじと見ました。

そのまま車を走らせ少しすると信号機付きのトンネルに差し掛かりました。

信号は赤

車をトンネル前で止め、みんなで「さっきの建物怖かったー」とか、話しました。

信号はいぜん赤のまま

車1台通るのがやっとくらいの狭いトンネルでしたので仕方なく待っていましたが、あまりにも長い時間待たされました。

周りはとくに電気もない暗闇

不意に父が「もう

分待ったやろ!気持ち悪いしもう行くぞ!」と、車をトンネルに走らせました。

トンネル内ではとくに恐怖体験もなく無事通り抜けることが出来ましたが、恐怖体験は通り抜けてからでした。

トンネルを通り抜け後ろを振り向くと…

対向車用の信号機も、赤

家族みんな鳥肌がたちました。


その翌日はDランドを楽しみ帰りました。



後日談になりますが、ここからは兄から聞いた話になりますので、信憑性は正直薄いです。


後日、兄が大学の教授にその道について訪ねたところ、そこのトンネルの信号は基本赤らしいのです。

稀に青になるらしいのですが、その時に通ると良くないことが起こるらしいのです。

それに加え、兄は友人と再び同じ道を通った

この怖い話はどうでしたか?

コメント(6)

パラレルワールドに入ったのでしょうか?

180°って後ろやん(笑)

不気味な話ですね、是非お兄さんからもと話を伺いたいです(^.^)

コメントありがとうございます! 1番ゾクッとしたのは、トンネルから出てきた時ですかね。 ふと安心した時に起きたので余計に怖かったです

コメントありがとうございます 山道の登坂って傾斜を緩めるためにグネグネ登っていくじゃないですか!

雰囲気恐怖ですね ゾクッとしました

紫苑さんの投稿

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