この話は親しい友人が体験した事実です。
当時友人は1つ年下の同じ学校の後輩と付き合っていました。その女の子の家が近い事で毎朝迎えに行き一緒に学校に行くという流れでした。
ある日迎えに行くと親にも付き合っている事が公認だったのでその子の母親に「まだ寝てるみたいだから起こしてあげて」と言われその子の部屋を開けるとベットに寝てる彼女が自分の目の高さに浮いていたそうです。
友人は思考が停止ししばらく見ていたそうですが、母親に異常を伝えると2人掛かりで抑え殴る様に叩き目を覚まさせたそうです。
学校から帰宅後母親と彼女を含めた3人で話を聞くと、その家は中古の家を買い住み始めてからおかしな事が多々あったようです。
友人は見た物しか信じられないのでその日泊まる事に…そうしたら出るは出るは
本棚の本が真横に飛ぶ、ベットやテーブルが動く、ラップ音なんて五月蝿い位
余りにも異常なその家の現状を知り、知り合いの霊媒師に見てもらう事に
霊媒師は来るなり「この家は無理です!」
「私ではどうにも出来ません!」と言い逃げ帰ってしまいました。
仕方なく仲間の霊感が強い女性に原因だけでも、との思いで来てもらう事に
その女性は家に着くなり「この家…ヤバイね…」と言ったそうです。
そして家の中をグルグル回って庭に出た時何かをブツブツ言い出したそうです。
しばらく見守っているとその女性は振り返り「この家には以前住んでた人…と言うか家族が残ってるよ」と…
「この家は私達の家だ!出て行け!」って言ってる「それと…庭のこの木が1番強いよ?」と教えてくれたそうです。
次の日色々調べるとその家の事が新聞や近所の方からの証言にて真実を知る事に…
彼女の家族が住む前は長い間空き家で、元々住んでた家族は庭の木で首を吊り一家4人の無理心中をした事実が
彼女の家族も4人…このまま住んでいたら命の危険があるとの判断で1番念が強い庭の木を切る事になり業者を呼ぶ事に
しかし、チェンソーは原因不明の故障
枝を落とす為のノコギリやハサミは曲がり使い物にならない状態に…
最終手段の斧で木を倒そうと業者の方が力一杯振り下ろすと…腕が無数の切り傷ができ噴き出る血…「これ以上はウチでは出来ません!」との言葉を残し帰ってしまいました。
幾度も業者を変え挑戦するも結局多少の傷をつけるのみに終わり彼女一家は引っ越しを余儀無くされました。
30年近く経った今、建て替えられ長い間切れなかった木も最近切

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コメント(2)

無理心中の一家がその場所にまだ留まっているかどうかだから「ある」ではなく「いる」で正解だよね

あるのだろうかでしょ

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