これは私が小学校4年か5年くらいの時の話です。


皆さんはいメルちゃんっていう赤ちゃんみたいな人形知ってますか?

私はおもちゃ屋さんでお湯に浸かると髪の色が変わるというメルちゃんの人形を買いました。

買って少したったくらいの時にいとことその人形で遊んでいて、飽きてしまったので別の遊びを考えようという話になっていました。

私の妹がお化け屋敷が好きだったので私の部屋をお化け屋敷にして妹を呼ぼうみたいな話になって、テープの表面を赤く塗って壁に貼ったりと準備していました。

怖い=人形 みたいな感じだったのでメルちゃんを全裸にして赤いテープぺたぺた貼ってベッドの上に置いたんですよ。

カーテン閉めて、電気も消して、演出を考えて…部屋からお菓子を見つけ出して呪われたメルちゃんにお菓子をあげよう☆みたいな感じでした。

妹はお化け屋敷が出来るまで近くの公園で待機していたので、「準備出来たよー」みたいな感じで電話で妹を呼びました。

お化け屋敷となった自分の部屋から出て、いとこと一緒にリビングに向かいました。

その時、いとこと私以外に誰も居ないはずなのにリビングから若干妹じゃない声が聞こえました。

「はーー…あー⤴︎ 」みたいな感じだった気がします。怖くて覚えていません。

声は怖かったけど妹が家に向かって来てるからなんとかなるみたいな感じでした。

家に着いた妹にはお化け屋敷に入る前の説明として、 「部屋に入ったら呪われたメルちゃんがいるから、部屋からお菓子を見つけてお供えしたらメルちゃんの下に置いてある鍵で脱出してね」と言って妹を部屋に入れました。

妹が部屋でお化け屋敷を楽しんでる間、いとこと私はドアの前で待機。

3分くらいたってから妹が「メルちゃん居ないよー」と言ってきました。

今思えば、すぐにドアを開けてメルちゃんの場所くらい教えてあげれば良かったけど当時の私は「あるよーちゃんと探してー」って感じに答えました。

それから10分くらいたって「お菓子はあったけど、やっぱりメルちゃん居ないよー泣」と妹が言いました。

流石におかしいと思った私達はドアを開けてベッドを見ました。

でも本当にメルちゃんは居なくて下に敷かれていたはずの鍵だけが取り残されていました。

怖すぎてお化け屋敷は中止。

メルちゃんは今も見つかっていません。

妹に、無いはずのメルちゃんを探させていたという事を伝えると、後々ビビりだ

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