ガキの頃、俺はヤツに会っちまった、通称ダァーに…

ちょうど俺はヤツに会うまで噂は聞いていて被害者も後を立たなかった!
なんでもファーストコンタクトの時俺はとっさに目を合わせないようそらし逃走に成功したがダチは捕まりダァーの生け贄になった…

二度目にあったのが夏で山の雑木林にカブト虫を取りにいった時だ。
俺はヤツとバッチリ目が会いヤツの標的にロックオンされたんだ。
自転車vs自転車のカーチェイス並の戦闘がはじまった。

ヤツのスペックは裸に白のブリーフで手には納豆のような粘着物がついている年は大学生くらいから30位だろうか年齢不詳。神出鬼没でダァーダァーといいながら追いかけてくる。

大人には弱いが小学生位だとこちらが怖がり逃げると遊んでいると勘違いしているのか追いかけてくる。その時の情報で逃れたヤツは1人もいない。

一気に山道を駆け下り曲がり道も最短距離で走り抜けるもダァーのどこにそんなパワーがあるのか振り切ることが出来ない。興奮してるのかダァーダァーダァーと距離がジワリジワリと縮んで行く。
俺も必死になりなんとか見えるか見えないかまで振り切った時アクシデントが起きた。チャリの段替えした時にチェーンがとれてしまったのだ。

チェーンを付け直す時間もなく道端にチャリを捨て草木の茂る森に身をひそめやり過ごす作戦に変更した。
いくなくしてダァーがやって来て自転車の周りを時計回りに回り始めたかと思うと挙動不審に疑っているのか目をあらゆる所に配らせているすがたが映った。

俺はできる限り息を殺して自然と一体化し様子を伺っていたが恐怖より笑いそうになり死にかけた。
奴は諦めたのか戦利品を調達してその場を去っていった…

奴の特徴で必ず奴は何か一つパーツを奪うか洗って返すみたいな癖がある。
その日俺はベルあたりのパーツがなくなっておりハンドルはなんか臭かった。

後日、周りの友達から笑われネタにされたが笑ってた友達もボウフラーがわいたバケツの水をかけられたと被害にあっていた。

俺も大人になり長い年月が経ってたが、今日もどこかでダァーの被害者ガキいると思うと…

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コメント(4)

粘着物…臭い。充分怖い

で?笑 全く怖くない

「恐怖より笑いそうになり死にかけた」ってのが全然意味分からんし、そのせいで怖くない。どうせ ガ○ジ に追い回されたってオチだろうよ…。

で?笑 全く怖くない

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