みたいだけど今では何も見えない。それがどうも危ないらしく祟りや憑き物に対応?免疫力?を付けるため儀式をするとの事で、いい大人みんな真剣な顔で説明するから意味を理解したような振りをして聞いた。

さっそく村にある先ほど行った神社に行くと用意がされていて服を着替えさせられ、詳しく覚えてないけどまぁまぁカラフルな袈裟?に着替え御堂に入ると若い神主4人と爺ちゃん神主が入って来た。
そして、祀ってある者にお経(であってるか不明)を唱え、数時間…
今度は5人の神主が私を囲み数時間お経を唱え、途中からは私にも唱えろと、本を渡された。横にフリガナ振ってあったら何とか読めたが、正直喉カラカラでくちびるも割れて来て痛かった事を覚えてる。

これが夜中の3時位まで続いたと思う。途中から誰の声か分からなくなり、何処から声が出てるか分からなくなり…
終いにはいくら夏の夜とはいえ異常なくらい汗が吹き出し、しかし体温は下がってるような変な感覚になりだした。

そうして、無事に?終わると、とりあえず本家に戻り爆睡…

起きたのは昼で、朝ご飯と昼ご飯を一緒に食べた。すると神社に呼ばれ、昨日と同じ事を10日か13日位だったと思うがすると言われ帰りたくなった。

ふと気付くと父が居ない事に気付き、よく見ると車がない!!

まぁ確かに大人は仕事あるから連日は無理か、かと言って帰る足も無く、歩いて山を降りるにも無理がある。

と諦めて毎日神社に行き通った。

そしてやっと終わった時に父が迎えに来てみんなにいろんな話や説明?を聞いた。
それには、占いや祭祀、霊的な事。
それぞれ人によって得意不得意があり徐々に分かって行くだろうって…
また子供の頃見えてたであろうモノがまた見えだすかもしれない。その場合の対応や簡単な呪符、そしてお守りみたいのも貰った。
帰る時に、鍛え甲斐あるからたまには帰って来い!色々と教えてやる。と言われたが、半信半疑だった私は、その後本家には行くが神社には行ってない。

それから早20数年…霊的なのは見えない。しかし歪みと言うか、陽炎と言うか、何かしらのモノの存在は確認し、モノの存在意義やある程度の考えが分かるようになってる。また、音も聴こえる。
また、とにかく変な夢を頻繁に見るようになった。あと、何故か気になる月日があり、その日の数年後は大体親族や身近な人の亡くなる日だったりする。たんなる偶然と言えば偶然だが…
実際になると、あぁまた

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