携帯型の音楽プレーヤーも持っていたため、それほどオーディオにこだわっていなかったのもそう思った一因でもありました。
そんな折に車の契約書を整理していると、一枚の用紙に目がとまりました。そこには「アフターサービスもばっちり!」と銘打たれたチラシらしき紙でした。「当社のお車をお買い上げのお客様には無料にて1ヶ月点検いたします」と慣れないワープロで打ったような字が印刷されていました。これを見て私は、「じゃあその時にいろいろ聞いてみるか」くらいの気持ちでいました。
当時の私は食品の卸問屋に勤めていて、通常はスーパーなどの小売店様に営業に回り、注文をとったり新商品のプレゼンなどをやっていましたが、あるとき、お得意様のスーパーさんが新店舗を出されるということで、立ち上げを手伝ってほしいという仕事が回ってきました。この立ち上げの仕事は会社内でもベテランに回されることが多く、滞りなく立ち上げてこそ一人前と見られる風潮がありました。不安はありましたが、親父が他界しはやく仕事を一人前にこなし、家族を引っ張っていく存在になりたかった私は喜び勇んでその業務に一生懸命取り組みました。お店のオープンを明日に控え、その日も朝から仕入れ担当者の方と商品の搬入と売り場の整理をやっていました。会社に戻ったのが夜11時をまわったところだったので、もちろん会社は施錠されていました。これから帰宅すると12時すぎるし、また明日は朝5時に店舗で売り場の最終チェックを予定していたため、近くのスーパー銭湯に泊まることにしました。しかしお風呂には入れたものの、宿泊用のカプセルホテルが満室ということで車中泊を決意しました。連日の疲れでシートを倒し目を瞑るとすぐさま眠りに落ちました。そこで夢?をみました。夢なのかははっきりしませんが、今でも鮮明に覚えています。寝ている私の頭側の方から子供が2人しゃがんでわたしの顔を覗き込んでいます。2人と分かったのは目が4つ見えたからで、私の顔と2人の顔の距離がおそらく10センチくらいしか離れておらず、焦点が合わせづらくぼんやりと見えていました。焦ったものの夢の中で体は動かず、2人がぶつぶつと会話しているのを聞いているだけでした。「誰?」、「新しい人」、「いい人?」、「わかんない」、「あつくする人?」、「わかんない」といった具合に他にも何か話していましたが、声が小さく聞き取れませんでした。しばらく会話を聞いていましたが、子供達は何かに

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コメント(18)

悲しい話ですね。子供達が不憫でしょうがないです。大変だとは思いますが、どうかこれからもその車を可愛がって乗って欲しいですね。

自分も、2児の親ですが泣けました。子供に関する事件や事故がなくなってほしいと、心から、思います。

むっちゃ泣ける…今でもその車に乗っていますか❓

子供たちが不憫で可哀想で 涙がこぼれた…手厚く供養をしてあげたのかな…

ごめん、長すぎて疲れた

皆、この話読んでね!

これ映画にしてほしいわ…

怪談話かと思ったら、、泣けました

泣けるなぁ…

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