縁に何もない以上調べても仕方ないので部屋を後にし、探索を続けることに。3階も額縁と窓以外特に何もなく、4階も探索したが窓しかなかった。探索出来る所は一通り探索したがこれ以上変わった物も何もなく、探索しても仕方ないと思い病院みたいな建物から出ることに。出た瞬間、一番後ろにいたCが叫び声をあげた。何かと思い他の3人も振り返った。そして3人も同じ様に叫び声をあげてしまった。振り返った先の光景とは今さっき探索したはずの病院みたいな建物が消えていたのである。どこを探しても建物はなく、あるのは草木だけであった。そのまま4人は上を向いたまましばらく茫然と立ちつくした。立ちつくしていると腕時計は朝の5時を指しており、全員慌てて解散してそれぞれの家に帰って行ったらしい。数日後Bからメールが来て、建物で見つけた額縁がずっと気になってしょうがないという内容だった。Bが言うには帰りに回った部屋をもう一度全員で回ったのだが、額縁の縁部分が禍々しくなっていたらしい。額縁の変化に気づいていたのはBだけだった。先輩はいくつか病院みたいな建物で写真を撮ったのだがいつのまにか消えていたらしい。額縁の変化も、写真の消失も気になったのだが問題の廃墟が消えてしまった以上迷宮入りを余儀なくするしかなかった。そもそも、あそこはなんだったのだろうか?

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コメント(2)

迷い家みたいな話ですね。おもしろい

こわい、、

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