高校生の頃に聴いた話

当時よく幽霊屋敷探検などをしていた

そんな時友人の一人が仕入れてきた話で
北海道の岩○沢駅でのことらしい

岩○沢という所は冬になるととても雪が積もり、しかもとても冷える

線路の管理をする保線区(この字で合っているかちょっと不明)さんが早朝汽車が走り始める前にラッセル車で除雪をする

ある日いつも通りに仲間と数人で前夜に深く積もった雪の除雪をしていた

ラッセル車がガクンと大きく揺れ、すごい勢いで何かがラッセル車の前方に飛ばされていった

「やった…」

ラッセル車の後方にいた仲間たちもその音に気がつき、ショベルを片手に雪をこいで恐る恐る近づいてくる

「またネコだべか…」

たまに凍死した動物が雪に埋もれていることに気づかずにラッセル車で巻き込んでしまうことがあったらしい

ラッセル車の運転手が外に出る

「いやー、でもでかかったから犬か?」

そう言いながらみんなで雪が飛ばされた辺りに探しに行った

「うわぁっ、人だ!」

先頭にいた一人が叫ぶ

「救急車呼べ!」
「担架持ってこい!」
「おい!大丈夫か」

数人いた仲間たちはそれぞれ声をあげ、駅の方に連絡や担架などを取るために走って行った

残った二人がその轢かれた人に近づく

髪の毛は長く、どうやら女性らしい

雪の中から上半身を出し、うつ伏せに倒れている

やっとそばまで行き、女性に声をかける

「大丈夫か?なんでまたこんなとこに…」

するとその女性の手が動いた

「おい!生きてるぞ!」

後ろにいるもう一人の仲間に声をかけながら振り向き、手伝うよう手で合図する

しかし、後ろにいた仲間は目を見開き体をこわばらせていた

ふと轢かれた女性に視線を戻すと、ちょうど両手をついて体を起こそうともがいている

「あんた無理するな、今救急車来るから」

体を起こそうと必死に両手をつくが雪の中のため、体重をかけるとズボズボと埋まったしまう

手を貸そうとその女性の腰のあたりを支えようとすると、

ない?

腰から下がない?

ベッタリと血が手についている

恐る恐るもう1度女性の顔を見ると
鬼のような形相でギロリとした目で見ている

恐怖で思わず一歩下がる

両手をつき上半身をおこし始める女性

片手が男の足をつかむ

「わっー」

恐ろしさのあまりに走り出す

少し離れた所で止まり振り替えってみる

と、女は両手で雪に埋まりながらも追

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コメント(9)

その女性はきっと体操選手だったんじゃないかな、腕の力とバランス力と体力を考えると、きっといい成績を収めていたんだろう。

テケテケを参考にしたでしょ。

テケテケもどき

この話は本当の話 これを参考にテケテケの話ができた。

懐かしいね 夏だね

自分が体験したと思うと怖い

テケテケどころか、むかーーしからこの話はあるねw 派生してインドバージョンや電信柱に登ったとかも聞いたことあるよ!

すごい腕力w

そこまで、怖くはないけど、自分が話と同じ体験をしたら、怖いかも❗

前ちゃんさんの投稿

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