びれるだろうか…
他の部屋では家族で一家団欒の時を過ごしている時間であろう。
だが彼女がトイレに閉じ込められていることなど誰も知るものはいない。
容赦なく襲う空腹感、そして孤独感。
ただただ言いようのない不安と恐怖が募るばかり。
その時
バタンッ!(ドアの音)
隣の住人が帰ってきた。
彼女はとっさに立ち上がりドアを叩きながら叫ぶが…
絶望のどん底に立たされた彼女。
そしてトイレに閉じ込められてから4時間が経過。
時刻は午後11時。
夜も静まり返りみんな就寝につく時間になった。
そんな中…
プー、プー、至急トイレに来て下さい!
プー、プー、至急トイレに来て下さい!
…
彼女の部屋からすぐ下の階の部屋、眠りに就こうとした夫婦の耳にブザー音がかすかに響いた。
あれ~?上から何か聞こえない?
うん、確かに…
不審に思った下の住人は管理室に報告に行き管理人と彼女の部屋まで行った。
管理人がチャイムを押すと眠りかけていた彼女が立ち上がり、
ドンドンッ!ここです!助けて下さい!
トイレに閉じ込められてます!
が、管理人は合い鍵を持っていない。
管理人はすぐ警察に連絡し30分後に警官が乗ったヘリをマンションまで救出に向かわせたのです。
屋上に着地したヘリから警官が二人降り50mのロープを吊し、命綱をつけ彼女の部屋まで行き窓ガラスをブチ割って侵入し彼女を救い出したのです。
(ちょっと感動)
もしあのブザーがなかったら彼女はどうなっていたでしょう?
この怖い話はどうでしたか?
コメント(3)
う~ん(¬_¬) 本人が悪いやん? 自分で気をつけなさいよ…一人暮らしなんだから
イリミナ
終わらせ方w w
あ
本人が最後ブザーをならしたのでしょうか?
ゆえちゃん