引越しをして半月程経ったある日、
『夜中に家の前の道路で、おたくの息子さんが遊んでいたから注意しようとしたら、逃げて行ったわよ。』
と、Hさん(ご近所さん)に言われた。
しかし、うちの子が夜中に出歩くような事は無い。
毎晩寝る前には玄関の鍵はきちんとかけてるし、息子が寝たのを確認してから寝ているからだ。
『見間違いじゃない?』
『間違いなくおたくの息子さんだったわよ。』
『…』
翌日、家に見知らぬ番号から電話がかかってきた。
『○○○小学校の○○と申します。Kくん(息子)の事でお話があるのですが、これから伺ってもよろしいでしょうか?』
三十分程して、電話の相手が訪ねてきた。
『Kくんが夜中に外で遊んでいるのをPTAの○○さんが頻繁に目撃しており、事実確認の為に来ました。』
ご近所さん以外にも見ている人がいるのを知り、息子を問いただした。
「知らないよ。夜は怖くて外になんか出れるわけないじゃん。」
やはり息子では無いようだった。
夜になると一人で二階の自分の部屋には行けない怖がりな息子が、
夜中に一人で出歩くとは考えられない。
仕方なく、今後は気をつけますと学校の方に謝罪し、その日は帰ってもらった。
数日後、夜中にご近所のHさんから電話。
『また、おたくの子供が外にいるわよ。今度は一人じゃないみたいよ。注意しようとしたら一斉に逃げ出したのよ。一体どういう教育をしているの?』
道路に面した窓から外を見渡す。
誰もいない。
ただ、鍵をかけたはずの玄関のドアの鍵が開いていた。
まさかと思い、息子の部屋に行くと、息子は寝かしつけた時と同じポーズで眠っていた。
ご近所さんの見間違えだとホッとした反面、少し気味が悪い…。
寝室に戻り再び眠りにつく。
「ピンポーン、ピンポーン」
チャイムが鳴った。
時計を見ると夜中の二時半。こんな夜中に誰?
眠い目をこすりながら階段を降り、インターホンのモニターを確認すると、
髪の長い女の子が立っていた。
『誰?どうしたの?』
と、夫も目を覚まして起きてきた。
そして、女を見るなり、夫の顔が引きつった。
『おい…その子、見覚えないか?』
全く見覚えが無い。誰なのか分からない。
夫は顔面蒼白になり、何も言わずに寝室に戻って行った。
誰が見ても怯えているのが目に見えて伝わってきたが、今はモニター越しの女が気になる。
『こんな夜中にどちらさまでしょうか?』
『……………………………………の…』
『え?

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コメント(13)

ひようどう、兵藤、Hね ここだけ朗読だと分からなかった

何かドラマみたい 最後がいまいち分かりません

うーん?よく分かりませんでした。

内容が複雑過ぎて 良く分からないです。

疲れただけの…お話

なんか長すぎて意味わかんなくなった 霊がここまで出来るなら未解決事件のオンパレードですな

怖いけど胸糞悪い。

怖い?

こわい、、

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