直心の中では佐藤より大パニックだった。

幽霊を信じないからこそ2chのオカルト板に入り浸ったりしていたが、自分が出くわすなんてまったく考えもしていなかった。

女は相変わらず背を向けて立っている。

「・・・どうする?」

「ど、どうするって先輩・・・どうにかしてくださいよ・・・」

「・・・逆のドアからダッシュで逃げるか」

今私達がいる裏に入るにはカウンターからと、カウンターの向かいに位置する奥のドアから、二つの入り口がある。

しかし、逆のドアから出ても、店内を通って入り口の鍵を開けて外へ出なければならない。

その時に女と出くわすことになる、それは危険・・・

などと考えをめぐらせていたその時、

「ぎゃぁぁあぁぁぁぁあぁぁぁあぁぁあああ!!」

佐藤が叫んだ。

モニターを見ると体は背を向けているのに顔だけ180度回転してカメラを見ている。

口は笑っている・・・ように見えた。

「・・・ッ!!」

私は声にならなかったが、正直ちびるかと思った。

女は相変わらず不自然な格好でこちらを見ている。

「あかん・・・あかんあかんあかんあかんあかんてぇぇぇぇ!!」

佐藤は半狂乱しながらモニターの電源を落とした。

「し、しばきましょ!!あいつあかんあかんあかんしばいて逃げましょ!!」

佐藤大パニック。

「お、落ち着けて!!・・・裏から思いっきりダッシュするぞ!」

正直この時は、カギ開けるまでに女と絶対会うことになるし、なんとなく俺らは死ぬんだと思ってた。

幽霊なんて架空のものだと思ってた、それが今すぐそこにいる。

俺はカギを手にとった、その時・・・モニターの電源が勝手についた、

映し出されたのは・・・女のドアップ。

顔は全く笑ってない、これ以上ないってぐらい無表情、それが余計に怖かった。

肌は白っぽい、つか、死んだ人って感じの顔色、でも目だけマジ綺麗、吸い込まれそうだった。

(あ、目が動いた、俺見た・・・あ、佐藤の方も見た・・・

つかどうやって天井近くにあるカメラに顔だけ映ってんだろう?)

なんてムダなことを一瞬のうちに考えていた、走馬灯みたいなもんかな、

あまりの恐怖と驚きでなぜか冷静だった。

あ、そうだ、佐藤は・・・

「・・・む・・・むりむりむりむりむりむりむりむり!!殺されるぅぅぅぅ!!」

佐藤は錯乱しながら裏のドアに走りだした。

「ちょ・・・待て!!」

佐藤は裏の

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コメント(55)

沖縄本島南部のコンビニによく似てて怖い((((;゚Д゚))))

なんか反応が大げさっていうかわざとらしいというか…

て、て、てて店長のつ、連れじゃね?

ビビッたぞ~★怖ぇ~な!

面白い

店長強し。

店長はこの現象や女の子について知ってる事があると思った。

店長ー!?(; ・`д・´)ナン…ダト!?

よく見るパターンかもですが、楽しませていただきました。

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