スを指摘してもシラを切り通すタイプだから、

対応するのがめんどくさかったのだろうと思っていた。

「・・・そうか、ま、えぇわ」

監視モニターの設定を順送りに戻し、私達は再びマンガを読み出した。

―10分経過

私はちらっと腕時計に目をやった、時刻は23時15分。

(あと15分か、読みきれるかな)

なんて思いながらふとモニターに目を向けた、モニターにはお酒コーナーが映し出されている。

パッと画面が切り替わり週刊誌コーナーが映しだされた。

その時・・・

週刊誌コーナー正面のガラスの向こう、店の外にさっきの女が立っていた・・・

女はこっち(監視カメラを)見ているようだった。

(監視カメラというより、監視カメラ越しに私を見ているような感覚がして気味が悪かった。)

次の瞬間弁当コーナーに画面が切り替わった。

「おい・・・外にさっきの女いたぞ」

「え~、だからそんなんいませんでしたよ~」

「・・・んじゃ俺が見てくるわ

この時点ではひやかしか、ちょっと変な人ぐらいにしか思っていなかった。

立ち上がろうとした瞬間、

「先輩・・・待って!!ちょ、ちょ、モニター!!」

「モニター?」

モニターに目をやるとお菓子コーナーが映し出されていた・・・が、

そこにはさっき店の外にいた女が立っていた・・・今度はカメラに背を向けていた。

「え・・・え・・・?」

佐藤はパニックだった。無理もない、鍵は確実に閉めてあったはず、鍵を抉じ開ける音もしていなかった。

というよりさっきさっき店の外で確認してから20秒もたってない、鍵があったって不可能に近い。

「お、落ち着け・・・」

私はそのおかしコーナーにモニターを固定した。

女は相変わらす動かない。

その時、

―プルルルルルル、プルルルルル

電話が鳴った。私と佐藤はビクっと電話に目を向けた。

電話は2コールほどで鳴り止んだ。

ハっと思いモニターに目を向けた・・・女はいない。

「ちょ・・・先輩・・・お、お、お、女は・・・?」

私はあわててモニターを切り替えのボタンを押した。

ピ、週刊誌コーナー異常なし

ピ、お菓子コーナー異常なし

ピ、お酒コーナー異常なし

ピ、カウンター異常あり

いた、カウンターの中に。背を向けて立っている。

「先輩・・・ち、ちち近づいてきてるんじゃ・・・」

(もうこの時点で確実に人間ではない気がしていた)

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コメント(54)

ビビッたぞ~★怖ぇ~な!

面白い

店長強し。

店長はこの現象や女の子について知ってる事があると思った。

店長ー!?(; ・`д・´)ナン…ダト!?

よく見るパターンかもですが、楽しませていただきました。

なんか反応が大げさっていうかわざとらしいというか…

て、て、てて店長のつ、連れじゃね?

深夜バイトするのやめとこ

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