大学生だったころの話で実話です。
一夏に2回体験した仲間内ではそれ以来
語られることない話ですが、既に年数も経ち
この話を見ている当時の仲間はいない
と思いどうしても誰かに知っておいていただきたいので話します。
今でもぞっとする話で情緒不安定気味ですので駄文失礼します。

当時東京の某大学2年だった時の話です。7月上旬ころだったと思います。
都内某河川に大学の友人3人とバイクでツーリングがてら遊びに行きました。

その川は水は綺麗で当時よくBBQなどに利用する人たちもちらほらいている
程度で無名で穴場的な場所でした。友人A 、B、Cとバイクを降り砂利の
河川敷で適当な石をいイスにしてタバコを吸いながら休憩していました。

そこは、線路だったか道路だったか覚えていませんが、とにかく橋の下でした、
また、川幅は向こう岸まで20mほどありその向こうに道路が上に通っていて
民家らしき建物が一軒あったと記憶しています。
その日は曇っていて平日だったせいか回りにはそのときは人はいなかったと思います。

4人でタバコを吸って次は何処に行くか?など相談していたと思います。
そんな時、不意にAが「あれ、やばくね?!」と川上の方角を指さしました。
隣に座っていたBも「あ・・・」
と洩らすような口調で言います。
対面に座っていた俺とCは振り向いたのですが(???)状態でした。
Aはその言葉を発すると同時に立ち上がります、確か指をさしたままでした。
その後、俺とCもほぼ同時に立ち上がり後ろ(川上の方)に振り向きました
。なにがヤバイんだ?意味が分からない・・・。

するとAだけが「おい、おい、やばいって!」とあわててタバコを投げ捨て
川の岸辺へと走り出します。俺とCも続いて???な状態で後ろを追いました。

川上に目をやると直ぐに気付きました 「!!っ」 
子供が・・3-4歳くらいの男の子が流されてきていました。
青いTシャツ(上半分が紺色で2-3本白い横縞がはいっていて、
多分下半分は白でした)を着た男児が手をばたつかせながら流れてきました。
さらに視角には白いワンピースを着た女の人が砂利の川岸を覚束ない足取りで
その男児を追いかけるようにこちららへと迫ってきます、多分ですが距離で
100mといったところでしょうか。

瞬間に母親が流されるわが子を追いかける体であると理解しました。

俺はそんな母親より男児をどうやって助けるか、それだ

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