をこしらえて着陸するUFOや、性的いたずらがお好きな変態宇宙人たちについて大まじめに議論する段階をそろそろ卒業すべきなのだろう。もっと差し迫った地球侵略がいま、起こっているかもしれないのだ。

 各国は感染を防ぐための検疫体制を固めている。それでも感染は拡大するいっぽうだ。もし本当に天からウイルスが降ってきているのなら、国境ベースの防除など無意味である。フレッド・ホイルは主流派からコテンパンに批判され、それでも亡くなる直前までラマシンゲとともに精力的な研究を行っていた。彼らの研究を嘲笑した科学界の態度は称賛されるべきものではなかった。どんな仮説であれ、検証して確かめるのが科学ではなかったのか? もしパンスペルミア仮説が正しかったのなら、コロナウイルスの蔓延は科学的精神をないがしろにした主流派の怠慢ともいえるだろう。

 40億年ほど前の冥王代、地球は彗星や小惑星の猛爆撃にされされた。そのとき銀河のどこかで生まれた生命のもとがパイロットとして乗っていたとしたら、そのDNAかRNAの断片がわれわれ地球生命のコモノート(最初の祖先)になった可能性もある。

 地球で起きている病原体との絶えざる戦いは、実は異星人同士の宇宙戦争なのかもしれない。

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コメント(3)

超好熱古細菌等の過酷環境微生物は、過酷な星で生きてると思います。

あの、本っっ当に意味不明なんですが!

科学者達がその可能性があるってちゃんと言えたらそれが凄い...

本宮晃樹さんの投稿

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