達ですね。お守りとか、魔除けの札とか・・・」

俺の事をにらみつける。
不満なようだ。
さすがに軽装備過ぎるか?
なんとなく、お守りを携帯するようになってしまったのだが、先輩にとっては子供だましに過ぎないのかもしれない。

「おまえさぁ」
「すみません、近いうちに揃えておきます」
「何の話だ?どうでもいいけど、そんなものいらん」
「え?」
「そんなもの、いらないって言っているんだ。幽霊と戦う気か?」

そっちかい。
やはり、子供だましに過ぎないか・・・。
リュックを置こに行こうとする俺に先輩は

「・・・懐中電灯とありったけの電池は持ってこい。いつもより暗いらしいからな」

「分かりました」と返事をして俺は、リュックの中身を電池に替えた。

スポットに向かっている間もずっと先輩はテンションが高かった。
ずっと、「青兄には、適わないなぁ」とか「どんなのがいるのかなぁ?」とかブツブツ言っていて、いつもの先輩っぽくなかった。


「そろそろ着くぞ」

と、先輩に言われた時、時刻は9時を10分ほどすぎていた。
角を曲がると、そこには古そうな建物が建っていた。
これは・・・病院か?
と、思ったとき、

「よぉ。やっと来たか」

という声が聞こえてきた。
木の陰から男の人が出てきた。
近づいてきた男の人は、高身長で体格が良くスポーツ男子といった容姿だった。
彼が先輩の言う『青兄』だろうか。
手を差し出してきた。

「よろしく。僕は、黒人<すみと>。君は、真君だね。妹から聞いてるよ」
「あ、よろしくお願いします」

「早く行こうよ」というような目線を黒人さんに送っていたので行くことにした。
入り口を通ったとき、何か落ちたような音がして驚いてしまった。
先輩と黒人さんが俺を見て笑っていたので、俺は恥ずかしくなってズカズカ進んだ。
先輩の言っていた通り中は、窓はあるのだが暗く、懐中電灯が無いと前を歩くのはつらかった。
俺には・・・。
なぜか、黒人さんは1番前をトコトコと進んでいた。

「黒人さんは、目がいいんですか?」
「いや、目が良いというよりは、夜目が利くのかな。昔から暗いところが好きだったから」

心霊スポット巡りでもしていたのだろうか。
小さい頃から幽霊の存在を認められるのか・・・強いな。

「そんなことより、黒人さんって固いな。青でいいよ」
「そうだね。青兄に『スミ』は合わないよ」
「分かりました」

しかし、やっぱり気

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