これは、俺が先輩と過ごした日々を書いた話になる。
別のアプリで投稿していたんだけど、試しにこのアプリでも投稿してみることにした。
本編に入りたいところなのだが、まず俺と先輩について知っておいてもらいたい。

大学の先輩の女性で、モデルには届かないとはいえなかなか綺麗な容姿をしている。
オカルトに詳しいらしく、幽霊が見えるらしい。
もっとも先輩の目が幽霊の様なのだが...。
すでに普通ではないのだが、出会いの瞬間がこれまた奇怪であった。
先輩とはあるバイト先であったのだが、先輩が初対面である俺に発した言葉が、『こんにちは』でも『よろしく』でもなく、『君、霊界とつながりが深いね』だった。
別に魑魅魍魎の類などと関わった覚えもなければ、見たこともない。
心霊現象の事はこれっぽっちも信じてはいない。
友人が出たと話しているのを『居るわけねーじゃん』とか思いながら聞き流していた。

先輩には、兄弟がいる。
兄(先輩は青兄と呼んでいるので俺は青さんと呼ぶ)が一人いる。
なのだが、本当は弟もいるはずだった。
出産予定日の3日前の2時35分、先輩の母親が病に侵されたらしい。
予想以上に急で、しかも重かったため病院でも対応しきれず流産に終わった。
苦しみだしてから、きっかり30分後だった。
流産した日、青さんは先輩に

「弟とお母さんが危ない。誰にも助けられない」

と言っていたらしい。
当時『青さん』は6歳、『先輩』は4歳だったため、まったくもって何を言っているのか理解できなかったそうだ。
青さんにも小さい頃から『霊感』があり、『幽霊』が見えていた。
さすがは、先輩の兄である。
この話で驚くべきなのは、青さんが唸りだしたのが、2時10分、苦しみだす25分ほど前だったという点だ・・・。


大学1年の春。
幽霊のような先輩と出会ってから1ヶ月ほど経った。
『夢の一件』があってからというもの、先輩が行っていた通り『いろいろ付き合っていく』ことになってしまった。
あれ以来大きな事件は無く、本当に先輩の言う『雑魚』ばかりだった。
ただ、そんな『雑魚』でも俺にとって、『見える』か『見えないか』というのは大きなことなのである。

「どんなに嫌でも見なければいけなくなる。今のうちに慣れておけ」

と、先輩は言って俺を心霊スポットへ連れて行く。
俺も、先輩以外に幽霊とも付き合っていかなければならなくなった現実を受け入れることにしたのだが、たった

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