高校1年の夏に私は、男友達のA.B.Cと私の4人でキャンプ場にキャンプに行きました。
そのキャンプ場は山の麓にあり、自然豊かな場所でした。私たち4人は夕方まで遊び、夕食の準備をしていると突然Bが「なあ、今から山に行かないか」と言い始めました。辺りは暗くなっており、そもそも夕食の準備の途中なので無理だと言ったのですが、少しだけだからと中々引き下がりません。普段のBは反対するとすぐに引き下がるのに今日に限って頑固でした。
その後、夕食を食べている時もBは山の方を気にしている様子でした。また、夕食後には私自身も山の方から視線を感じ始め、もしかして何かの前兆か?と思い始めました。
寝る前にAとCは外で騒ぎまくっていたのですが、急に慌てた様子でテントの中に入ってきて、外に目があると言い出しました。テントの中にいた私とBは外に出るとAが山の方を指差していました。山を見ると山の頂上付近に確かに目がありました。その目は夜空の星に混ざり、10個程の目がこちらを見ていました。ですが、不思議と恐怖はありませんでした。すると山の方から、何人もの男女の声が合わさったような声で「〇〇道は通るな」と聞こえました。〇〇道とは私たちがキャンプ場に行く時に通った道の事です。その後、すぐに目は消えてしまい、私たちも特に恐怖や取り憑かれたことも無さそうだったので、その日は眠りました。
これは後日談なのですが、流石に〇〇道を通るのはやめようという事になり、大きく迂回する形で別ルートで帰りました。帰り際に観光案内所にある事故などを伝える掲示板を見ると速報で〇〇道で大きな落石があり、現在通行止めになっているようでした。 私たちはどうやらあの目に助けられたようです。その後、Bに山に行きたいと言い出した理由を聞くと急に行きたくなったそうで本人も理由は分からないそうです。その横ではAとCがあの目が山の神様か妖怪かで口喧嘩していました。

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