私の小学生の頃の話です。

小学6年生の修学旅行は長崎へ行きました。

部屋は5人部屋で奥から、布団を2組ずつ横に並べて敷き、1人が棚のある横に敷いて寝る感じでした。

部屋の子と仲良く無かった私は、棚の横で寝ると申し出ました。

初めての修学旅行と昼間はしゃぎ過ぎた他の子達は、おしゃべりはしてたものの、直ぐに寝息が聞こえるようになりました。

何となく眠れなくなった私は、棚の上に飾ってある絵画をボーッと見ていました。

何の変哲もない風景画。

初めは気付かなかったのですが、不思議な事に気が付きました。

絵が段々と変わるのです。

初めは、山の上が街を見下ろした感じの絵でしたが、段々と山の方に移り、そこから海岸、港や港町、女の人や子供など、様々な場所や人に移り変わりました。

気付くと、何時間も見ていたようで、時計を見ると4時45分でした。

さすがに寝なければと思い、目を閉じたのですが、頭の中でその絵がずっと変わり続けるのです。

その後はとくに変わった事もなく無事に帰りました。


それから5年後、高校生になった私は、部活のOBのH先輩と知り合いました。

H先輩は霊感が強く、憑依されやすい体質で、狐や女の人に取り憑かれる事が年に何度かあり、その度にスナックで働いてる、知り合いに祓って貰っていると言ってました。

私は、修学旅行の絵画の話をしてみたのです。

すると、そのスナックの人に話しをしてくれました。

きっと、戦時中に亡くなった人達が、亡くなる瞬間に帰りたい場所や会いたい人を思い浮かべた思念では無いかと言ってました。

戦争で死ぬと言うことは、病院や家で死ぬのとは違い、会いたい人に会えない、帰りたい場所に帰れない、死にたくない!と思いながら死んで行くから、思いは強いんだ・・・だから残る。
供養も必要だが、同情ではなく、こんな思いをした人達がこの国を守ったんだって少しでも感謝出来る人が増えたら、その思念も少しづつ消えるんだろうけどな!

と言っていました。

どうして私なのかな?って思ってたのが分かったのか。

お前は、霊感強いよ。
と言うか、霊感も強いが守護霊も強いんだ。
それと、お前が怖くて見たくないものは見せないけど、お前は先祖を大事にして、墓参りや仏壇には手を合わせる事を欠かさないから、優しさに頼って来たのかもな。
霊感が強い証拠に、お前の部屋、霊道通ってるんだよ。
だけど恐怖体験など無いだ

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