られています。遺書も見つかりました。
しかし、その男女の顔を、私とAは確認できませんでした。打ち上げられた現場に居合わせたので、見ようと思えば見れましたが、そうはしなかったのです。それを確認してしまえば、あの日の出来事が夢や誤解ではなかったことになってしまう気がしたからです。

どこからともなく現れて、どこかに消えていった白いバン。
仮に、あの車が心中を図った男女のような「死者」を運ぶ車だったとしたら、望んで死を選んだ2人が必死に助けを求めるようなその行き先は、きっと天国の類いではない。
そして、そんな車にあの時私が乗っていたら……そんなことを考えずにはいられません。

皆さんも暗い夜道にご注意ください。

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コメント(6)

Aさんの機転がなければ、作者は連れてかれていたね

金髪の青年たちが男女を崖から落としたのでは?と思ったんですが、車は北上していて崖からは遠ざかってるんですね…

車は霊界への運び屋だったのですね!怖い~

本当にあった話なのかしら?

実際にあった話です…繁華街は大丈夫ですが人気のない夜道は今でも怖いです

謎の多い本当に怖い話しでした。

ひよけむしさんの投稿

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