これは解体業を営んでいる親戚のおじさんから聞いた話しです。

その時、おじさんは都内にあったあるアパートを重機(機械)を使って解体していたそうです。

築何十年も経っていたボロアパートだったそうです。

解体を始めて少し経った頃、着物を着た髪の長い人形が瓦礫にまじって転がっているのを見つけたそうです。

重機を運転していたおじさんは若い職人さんにその人形が邪魔なので端に持っていくように言ったそうです。

頷いた若い職人さんが人形に近づいた後、急に叫んだそうです。

なんだ?

そう思い、おじさんが重機から降りて向かうと若い職人さんが言ったそうです。

「これ、人間です・・・」

えっ・・・!?

確認してみると、確かにそれは人間だったそうです。

遺体。

髪の長い着物姿の若い女性がミイラ化した状態で横たわっていたそうです。

口を大きく開けた苦悶の表情で、気持ち悪い遺体だと思ったそうです。

仕方なく現場監督と一緒に通報し、警察官に現場を任せたそうです。

あとから遺体は何十年も前に亡くなった方で、事件性はないと判明し、そのまま取り壊したそうです。

「やっぱり、開かずの間には何かあるんですね・・・」

終わった後に現場監督が教えてくれたそうです。

そのアパートには開かずの間があり、若い男性が失踪する騒ぎがあったアパートだったそうです。

男性?

てっきり失踪した人の遺体が発見されたと思っていたので、おじさんは男性と聞き驚いたそうです。

発見された遺体は結局、どこの誰だかわからなかったそうです。

話し終えたおじさんが「もし遺体を隠すなら部屋になんか隠さないで、人里離れた山に埋めれば絶対に見つからないよ。」と自慢気に話してきたのが、個人的に闇を感じて怖かったです。


了。

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