これは俺の友人が大学入る前の春休みにバイトしていた話です。

 当時高校を卒業して、大学進学が決まっていたその友人は2週間だけ住み込みのバイトをしたことがあるらしい。県南の自然豊かな田舎町で、休みの日にはその田舎町にある美味しい店を回ったり、森林を散策したりして楽しんだと言っていた。ちなみにバイトは、その田舎町にある居酒屋でそこの2階に寝泊まりしながらやっていたらしい。


 基本、居酒屋だから夜営業なので昼まで自由時間、午後から仕事が始まり、深夜3時ぐらいまで働いて、そして寝る。その繰り返しだったそうで…大変だったけど、店の人やお客さんも良くしてくれたから楽しかったそうだ。

 そしてあっという間にバイト最終日になった。最終日にはバイトに来てくれたその友人のために、店の人と常連さんとで宴会を開いてくれたそうで…それは楽しかったそうだ。そして、宴会が終わって帰る日の朝4時にある出来事が起こった。ここからは友人目線で話していく。


 俺は目を覚ますと周りは酔いつぶれた常連客や店員まで床で寝ていた。俺は喉が乾いていたので、台所へ行って水を飲もうとした時、ピンポーンとチャイムが鳴った。こんな朝早くに何かなと思ったのですが、とりあえず返事して店のドアを開けると、そこには黒いパーカーを着ていた青年が立っていた。表情が暗かったので、具合い悪いのかと思ったのですが、とりあえず
「どうしました?」
とその青年に聞くと、いきなり
「こんにちは!」
と言ってきた。正直驚いたんですが、反射的に俺も「こんにちは」と返すとその青年は丁寧に礼をして、走って行ってしまった。俺はよく分からなかったので、とりあえず店を閉め、眠かったので自分の部屋に戻りまた寝ました。

 目覚めたのは朝10時。店の従業員さんに起こされた。今日は午後3時に帰ると伝えていたが話があると起こされたのだ。
従業員さんに連れられて、1階の居酒屋スペースに行くと、昨日の常連客さんの姿があった。あれ?帰ってなかったんだと思ったのですが、とりあえず常連客さんに話しかけると、変なことを聞かれた。
「君、昨日か今日の夜中、黒いパーカーの青年を見たか?」
俺はすぐに
「はい、今日の朝4時くらいに黒いパーカーを着ていた青年がこの店を訪ねてきましたよ?」
と言うとその常連客は言った。
「あいさつをされたか?」
俺はその質問に対して「はい」と答えると突然安堵の声を出した。それは常連客

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コメント(1)

この話し知ってるけど…黄色いパーカーの男だったはず!

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