のスーパーでバイトで入る5年前、今とは違うその当時の店長がいた。
・その店長はかなり有能だったらしく、着任してから売り上げが悪いこのスーパーの業績を少しずつだが回復させ、おかげで、立地が悪いのにも関わらず客足も伸び始めた。
・しかし、ある時を境に何故か業績が急に悪化。店長もいろいろ対策を立てたが客足も売り上げも伸びず、担当部門のチーフ達から文句を言われ、本部からも全部店長の責任で、このままだと降格、もしくは最悪クビだと言われる。
・それ以降店長は全力で業績回復に努めるが、一向に良くならず、そればかりか閉店の危機に陥る。しかし、他のスーパーはこの辺りには全くないので店長は絶対に閉店させまいと頑張ってきたが、本部からの圧力や度重なるパワハラ、そのストレスのせいか髪が真っ白くなり痩せこけ、副店長はかなり心配していた。
・そして3年前の丁度この日、店長は店長室で首を吊っていた。遺書などはなし。つまりこの日は命日である。
・はっきりではないが、俺と森山が見たこの世のものでないものと、この事件の事とは関係があると副店長は言う。
・俺と森山以前にも、同じ様な体験した従業員が多数いて、副店長がその話をすると高確率で辞めたいとか実際にすぐ辞める人はたくさんいた。
・従業員がいないのはそのせいで、客足が少ないのもその店長の呪いだかなんだかと思っている。
・今の店長はこのこと(自殺した店長のことや、俺達がみたこの世の者ではないもの)は知らない。
・副店長も実際に、命日にその店長らしき幽霊を何度か見た。
・店長の首吊り自殺の事件は、何故か公に公表にされず、病死等にすり替えられたらしい。
以上、長くなったがこれが副店長が言っていたことだ。(本当はもっと色々な情報を聞いたが、長くて書ききれないのと蛇足部分なので割愛)
副店長「無理には言わないけど、やっぱこのまま続けて欲しいんだ。」
俺と森山はしばらく黙り込んだまま、
俺「二つ返事でいいですか?」
森山「俺は一応このまま続けようと思っています。」
と返事した。
副店長「話長くなってすまんな、とりあえず今日はもう帰りなさい。」
俺と森山「はい、お疲れ様でした。」
俺と森山は喫煙室を出て、帰ろうとするが、帰りは売場を経て客専用の出入り口からじゃないと帰れない。
正直、怖くてかなり嫌だったが、仕方ないので、なるべく周りを見ないように小走りで出口まで向かった。
幸い、俺も森山も出口を出るまであの幽霊

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コメント(6)

コメントありがとうございます。 森山が見たのは、おそらく中年のスーツの男だと思います。一緒に店を出たその時は、俺は直視はしませんでしたが、なんとなく気配は感じていました。

面白いし場面が想像出来ました!! 実際体験したら相当怖いでしょうね!!

森山さんは何かを見たって事ですかね

投稿者です。 コメントありがとうございます。 私も自○した店長の無念が晴らされていることを願います。 また、誠実で真面目な人が報われないことのない世の中になればいいと思っています。

コメントありがとうございます。 あれからはああゆう体験をすることはありませんでしたが、あの恐怖は二度と体験したくないですね。今でもあの感触を思い出すと鳥肌が立ちます。

店長さん真面目な良い方だったのですね。切なくて気の毒です。成仏してますように!バイト続けた勇気に拍手!

チョレギサラダさんの投稿

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