これは、俺が4年前、大学生の時に体験した恐ろしい話。
約4年前、俺は某県の田舎のスーパーでアルバイトをしていた。
ちなみに平日のシフト時間帯は夕方5時〜閉店夜8時30分まで。
そのスーパーは、従業員がかなり少なく人手不足で、一年を通してあまり客が来なく、立地が田舎ということもあってか、売り上げはイマイチで、年々業績は悪化していた。まぁ、当時はただのアルバイトだったので、給料が貰えれば売り上げとか客数とか俺にはどうでも良かったが。
その日、飲料・酒類の品出しの手伝いが終わった後、レジ業務に戻った俺は、閉店10分前になると使わないレジのレジ閉め業務(売上の確認やクーポン券の枚数確認、万札の処理等)を終え、閉店時間を10分過ぎて他のレジも同様レジ閉め業務を行っていた。
その途中、店内チェックをしていた後輩の森山(仮名)が俺に声をかけてきた。
森山「すいません俺さん、まだお客さんが一人残ってるんすけど。」
俺「あーそう、了解。」
ちなみに閉店時間を過ぎてもお客が一人二人買い物してるのはたまにあることで、少し腹は立つが一応一台だけレジは開けてあるので問題なかった(レジ閉め業務後にまた会計すると、またやり直しとかでめんどくさいしややこしくなるため)。
とはいえ、もう15分を過ぎても客はレジに来ないため、さすがに早く会計してもらいため、俺は声をかけるためにその客を探そうとした。
しかし、いくら探してもそのお客さんはいなかった。
俺「なんかもういないみたい。何も買わずに帰ったんじゃね?」
森山「えっでも何も買わずに出て行くなんて変ですよ。だってスーツ着たおっさんがまだいて、カゴいっぱいに商品入ってたんですよ?」
俺「見間違いだろ。もう誰もいないし早く帰りたいからほら、4番レジあげするぞ。」
森山「はぁ、分かりました…。」
森山はどこか腑に落ちない様子だった。
店内チェックも終わり、片付けや最終確認を終え、警備員からも誰もいないとインカムから連絡が来たので、後は俺と森山で事務室の金庫に売上金等を持っていくだけだったのだか…。
“それ”はいた。
従業員入り口近くの魚刺身売場の前に、森山の言っていた、初老くらいのスーツ姿の白髪の男が、カゴを持たずに後ろを向いて佇んでいた。誰もいなかったはずなのに。正直俺と森山は漏らしそうなぐらい怖くて震えていた。しかも、客専用の店の出入り口は警備員が閉めたはずだった。
俺「あのーお客様、閉店時間を過

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コメント(6)

コメントありがとうございます。 森山が見たのは、おそらく中年のスーツの男だと思います。一緒に店を出たその時は、俺は直視はしませんでしたが、なんとなく気配は感じていました。

面白いし場面が想像出来ました!! 実際体験したら相当怖いでしょうね!!

森山さんは何かを見たって事ですかね

投稿者です。 コメントありがとうございます。 私も自○した店長の無念が晴らされていることを願います。 また、誠実で真面目な人が報われないことのない世の中になればいいと思っています。

コメントありがとうございます。 あれからはああゆう体験をすることはありませんでしたが、あの恐怖は二度と体験したくないですね。今でもあの感触を思い出すと鳥肌が立ちます。

店長さん真面目な良い方だったのですね。切なくて気の毒です。成仏してますように!バイト続けた勇気に拍手!

チョレギサラダさんの投稿

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