私は霊感が強く、連れてきてしまいます。
いつもの事なので少しの事では驚かなくなり、共存してる感覚です。
去年の11月、初めての経験をしました。
午後2時頃でした。リビングでスケージュール帳を眺めていると隣の部屋のピアノがピーン…ピーン…と鳴りました。
時々そんな事もあるので、またかと思いつつ手帳を眺めながら「誰?何!!」と口走ると
ピンピンピンピンピンピンピンピン!!もの凄い連打と同時に鳥肌がババババ!と立ちました。
あっ。今日のは普通じゃない…と思った私は、家を出ました。
霊感の強い高校生の息子にLINEしました。「何かいる。今日のは普通じゃないよ。真っ直ぐ帰宅して!」
「OK!」と…。息子の帰宅時間に合わせて家に入り、ピアノのある部屋に…。
ピアノを弾いてみたけど異常は無い。息子は「部屋にいるから何かあったら呼んで!」と二階の自室へ。
私は、首を傾げながらテレビをつけて座りました。間も無く。ピーン…ピーン…っと…二階に向かって
鳴ってる!!と叫び、慌てて階段を駆け下りる息子。息子の表情が変わりました。「なにこれ⁈なんで⁈」
「見てきなよ!」「どうする⁈鳥肌やばい!」「まずドア開けよう!」そっとドアを押し開け2人で
ピアノがある位置を見ようと1歩足を踏み入れると…ピンピンピンピンピンピンピンピン!!
部屋から飛び出す2人。様々な霊体験をしているせいか会話がおかしい。
「写メ撮る?」「撮ってもいることに間違い無いよね?」「動画?」「映ったらその映像の処理面倒だよね。」
「蓋開いてた?」「閉まってたし」「ピアノ弾かれたんじゃ寝れなくない?」
「ピアノ壊れたかな?」そう言ってピアノの先生に電話する私。
「ピアノ壊れると連打で音鳴る?」「はっ?えっ?勝手に鳴るの?」
「今日のは普通じゃない…」霊感体質である事を知ってる先生は
「物理的に力を加えてハンマーで音を出すんだから…さっさと除霊してもらいなさいよ!!」と…
時間は20時。ダメ元でいつも除霊していただいている先生に電話をかけた。
「先生?何かいる。ピアノ連打されてる。」「ちょっと待ってよ!」
………。「あんた。そこにいて鳥肌すごく無いの?」「すごいよ!!」
……。「女の子がいる。髪の長い高校生くらいの子。あんたのとこのお兄ちゃんに憑いて
来たみたい。数日前から部屋の隅に立ってたんだけど気付いて貰えなかったって…
悪い子では無いよ。まぁでも上にあげちゃうから待ってな
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