私が中学2年生の時の話。

当時4つ年上の兄がいました。兄は近くのスーパーでバイトをしていました。

スーパーまでの道は2通りあり、兄は近道である墓地をよく通っていました。

両親は仕事上夜はいないことが多く、私は鍵をかけていつもテレビを見ていました。

9時過ぎ、兄がいつも帰ってくる時間にノブを回す音がして、その後に呼び鈴がなりなりました。

「兄だろうな」と思いつつ、一応スコープを覗いてみると、時代劇のような髪型をした女の人の遺影が写っていて、さらに顔が見切れるほど近かったのを覚えています。

私は驚いて後ずさり、「あいつ墓地から連れてきやがった」と半ギレしながらも、恐る恐るロックを外しました。

何が起こるわけでもなく、兄が「ただいま」と入ってきました。

私が見たことを伝えると信じていない様子でした。「見てきてみ?」と言っても相手にしていないのか、ビビってるのか、全然見に行ってくれません。

私も、再度見に行く勇気はなく、その日はいつも通りに寝ました。

翌朝起きると、兄がその話を母にしたらしく、見に行ってきてくれました。
すると母が、「ほんとに見える!」と驚いた様子でした。

その霊がまだいたということに私は驚きました。母なんの迷いもなく玄関を開け、確認してくれました。


するとそこには、地元の祭りのチラシが貼られており、民謡の人の顔がちょうどスコープの位置にあったのです。

これが私が体験した幽霊と思った話です。

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コメント(2)

笑笑 オモロイ

結果こわい話じゃなかったけど、文章もじょうずで読みやすかったし、面白かったです。

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