自分が中学生の頃の話です。

今はもう無くなってしまいましたが、自分の住む地区の学校では、たしか小学校の4か5年生と中学校の一年生の時に、某古戦場跡地の近くにある青少年自然の家みたいな所で、二泊三日の研修がありました。

先輩から、あそこは廊下を歩く鎧武者が出るだの、○○の間(部屋の名前)には幽霊が出るから注意しろだのと噂を聞いていて、何かが起こるかも‼️と、内心楽しみにしてはいましたが、小学生で行った時には特に何も起こりませんでした。

そして中学生になって、再び研修に行った時の事です。

2日目の夜に消灯時間になり、しばらく眠れずにいると、二段ベッドの自分の上の段で寝ているSが

『おい…やめろよ…』

と、呟きました。

Sとは違う小学校の出で、中学になり知り合った同じクラスでの班員ですが、自分よりかなり身長が高く、真面目な性格で、特に仲が良い訳でもなく、かといって悪い訳でもなく、ただの友人とゆう間柄でした。

下の段で寝ている自分は、Sが誰に何を言っているのか意味不明で、しばらくは黙っていたのですが 、Sがまた

『やめろって言ってるやろ…』

と呟くので、とても気になり

『はぁ?w 何が?どうしたんよ?wwww』

と笑いながら返すとSは

『やめろやぁ‼️うおわぁぁぁぁあ‼️』

と下に降りて、泣きながらいきなり殴りかかってきたのです。

自分も訳がわからず、必死に応戦していると先生が部屋に飛び込んできて、まず口にした言葉が

『おい‼️ 窓から足を出してる奴おらんか⁉️』





話をまとめると、まずSが殴りかかってきた理由ですが、上の段で寝ていたSは、ガッコンガッコンと下の段から相当激しく床を蹴りあげられているような衝撃をずっと感じていたらしく、とうとう我慢の限界でキレた とのこと。
もちろん自分は、ただの友人程度の相手にそんな冗談はやらないし、蹴りあげているような音やベッドの軋みも全く聞いていません。

次に、喧嘩の仲裁に飛び込んで来たと思っていた先生なのですが、建物の外を見回っていて、ふと二階の自分達の部屋の辺りを見ると、壁から水平に二本の足だけがニュッと生えているのを目撃したそうで、でも自分の見たものも信じられず、もしかしたら生徒が窓から足を出して寝ているのではないか?と、慌てて駆け付けたらしいです 。

Sと先生の話の共通点『足に関係する怪異?』が実際にあったことなのか、同一犯だ

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小夜啼鳥さんの投稿

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