人にはそれぞれに相性がある。何故か好きだと思える人がいたと思えば、反対に生理的に受け付けないって人も存在する。

これは、今の前の妻との話。前妻とは、中学の時の同級生だ。同級生と言っても一度も会話をした事がない。特別可愛い訳ではないのだが、結構気になってた存在であり、好きだった時期もあった。
付き合った時は、天にも登る程に嬉しかったのだが、色々と闇がある人でもあった。
確かに、よく尽くしてくれるし、よく笑う。俺にとっては申し分ないどころか、もったいない。
すべてにおいて完璧なのだが、一緒にいる時に限って、黒い影が良く見えるようになった。たいした霊感はないから、人型の影しか見えないが、たまに見るから気にはしてなかったのだが、それが、頻繁に見えるのは少し異常である。
彼女には連れ子が2人いたのだが、年頃の女の子。2人とも可愛いし、よく懐いてくれた。しかし、徐々に異変は起きていた。
まず、妻が風呂に入っている時、異常な音。ラップ音なのだが、半端ではない。次に、娘が突如夢遊病のようになる。
そして、俺の原因不明な病気。
幸せいっぱいな筈が、徐々に蝕まれるように崩れていく様であった。
俺は妻には言ってない。

特に酷いのは、妻を抱いている時。明らかに聞こえるか聞こえないかの音だが、「死ね死ね死ね…」っと永遠と聞こえる。

原因を追求するのが怖かった。

正確には、追求して真実を知った後の自分が怖かったのだ。

だから、真実は闇のままに、離婚した。離婚した次の日には彼氏が出来たみたいだが…。

まぁ、相性が悪かったのだろう。

その後の事は知らないが、幸せになってもらいたいものです。

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