これは、私が小学生の時に体験した話です。
当時、私が小学四年生の頃にある噂が流れていました。【この学校のトイレの鏡に向かって『貴方は誰?私には未来がある。貴方には無い』と言うと、鏡の中からショートヘアの女の子が出てきて連れて逝かれる】という噂でした。
私は幽霊とかそういう存在を信じない人だったので特には気にしていませんでした。
けど、授業の時にお腹が痛くなってトイレに行きたくなり、トイレに行くことにしました。廊下は放課とは比較的に違って静かでした。トイレに入り、鏡の前を通ると私だけが写っているはずなのにもう1人だれかが写り込んでいるような気がしました。
けど、私はどうせ見間違いだろうと思いスルーしました。ようをすませ、個室から出て、鏡の前にある水道で手を洗おうとした時、はっきりとその姿はみえました。
髪は短くて噂通りの少女が写り込んでいたのです。でも、噂ではあの言葉を言うと出ると聞いていたのでとてもびっくりしました。私は腰を抜かしてしまい、動くことができませんでした。すると、鏡から声が聞こえてきました。「ねえ、お友達になろうよ?私ね、一人ぼっちで寂しいの。私は死んで未来はない。けど、貴方はまだある。それはずるいよ。一人ぼっちはやだよ!ねえ、2人で逝こうよ。」
私は目をつぶって叫びました。
「貴方に何があって死んだかなんてわからないけど、私は貴方とは違う。学年だって違う。私にはどうすることもできない。貴方は1人じゃない!貴方の家族や、友達の心の中に永遠に生き続けていく。1人じゃないんだよ」
少女は涙を流して、微笑みました。
「ありがとう」そう言って消えて逝きました。
私には何が起きたか今でも理解出来ていません。けど、これだけはわかる。あの子はきっと寂しかったんだ。一人で…。だから、連れていこうとしたんだ。
でも、大丈夫。これからは花束を貴方のために学校に届けるから。

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