これは 5~6年前 K市にお住まいの方の相談を聞くために 小旅行を兼ねて知人と二人で出掛けた時の話です。

ご相談の方の住まいは 待ち合わせた場所から 山手の方に行き 少し奥まった所にあり 家の裏が山で 2階建てで リフォームもされているから 築年数は 随分と建っているらしいのですが 昔の家を連想させる作りでは無かったそうです。

ただ……奇妙な契約?があったそうです。
それは 二日以上 家を空けてはイケないという事と 夜間は外出してはイケないという事と裏にある竹林に近付いてはイケないという事だったそうです。

その理由を尋ねたそうですが 答えては貰えなかったそうです。
そこで彼は 家賃が安い理由がその時わかったそうですが… その妙な感じの約束事さえ守れば いいんだろうと彼は 家を借りる事にしたそうです。

因みに 家賃は月々9,000円だという事でした。


住み始めて暫くは 何も無かった様でしたが 3ヶ月が過ぎようとしていた時 裏の山の方から 何かが降りて来て 家の回りを徘徊する様に なったというのです。

始めは 野生の動物かと思い 窓から外を見て その正体を確認しようとしたそうですが……
その時は それの確認は出来なかったそうです。

なので 昼間に それが居た辺りを 痕跡が無いか家の回りを見て回ったそうですが それは見付からなかったそうです。

それから 何日も夜中にそれは現れ 家の回りを徘徊する毎日が続いたある日 それが何かをブツブツ呟いている事に気が付いたそうです。
ただ 彼には 何を言っているのか?までは 分からなかったそうです。

一通りの話を聞いた後 私と知人 相談者の彼を乗せたタクシーは 彼の住まう家へ行きました。
途中から 車が入らないという彼の申し出を受け彼の家がある場所から150mくらい離れた所で タクシーを降りて 私達は 歩いて彼の家へ行きました。

そこは 近隣の住居の間隔が広く すぐ隣だという家でも 彼の家から 100 20~30mくらい離れていました。
多少 大きな声を出しても 聞こえないのでは?と思える様な 少し 寂しい場所でした。

タクシーが通って来た道から脇道に入り 蛇行しながら 歩いて行くに連れ 何とも表現しようもない異様な気配を感じ始めた時 知人が私の服の袖辺りを引っ張りました。

知人 「何だろう?凄く 嫌な感じがする……それに……」

知人が次の言葉を繋ぐ前に

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コメント(3)

匿名さん。 サキさん。 コメント有り難う御座います。 今現在は こう言った事は 余りありませんが…昔は それこそ 全国各地で実際に行われていた事です。 そして…今 昔の方々が行った 「呪詛 」の後処理を現代人が行っているのです。 曰くつきの所は箇所々で 手厚く祀られていたりもします。呪いや祟り等は 次第に薄れて行くものでは有りますが……それには 何十 何百 何千年と掛かる場合もあるので 後を任される事の方が 大変な事です。 こう言った場所は 目に見て分かるだけでは無いので 無闇に 心霊スポットだと出向き 障りを貰う場合も少なく有りません。

非常にリアルで、ローカルな怖さに彩られた話ですね。

こういう問題を抱えた地域は沢山あるんでしょうね。子供たちの魂が安らぎますように。

紫雲さんの投稿

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