った時と同じ気持ちになってると思う。自分を責めて 責めて 責めて……でも 貴女の友達は きっと 生きる。生きて辛さを背負ったまま 生涯を終える。 生きてさえいれば 何だって出来るの。でも…貴女にはもう出来ない。だから 今 会社の人達の所を回ってみるといい。その想いが貴女には解るから。話さなくても解るから。さぁ 貴女は どうしたいの?」

彼女 「私はっ‼ 何も考えて無かった。水の中で私の身体が…ボロボロになって行くのを見てて…怖か……った…。誰にも見付けて貰えなくて…悲しか…っ……た。うちに帰りたい。お母さんに謝りたいっ‼ うっうぅ…。」

私 「貴女はきっと やり直せる時が来る。その時はもう 馬鹿な気は起こさないでね?道を作るからそこを歩いて行きなさい。貴女の家に帰りなさい。さぁ行って…。」

彼女は泣きながら でもしっかりした足取りで家に帰って行きました。


発泡スチロールの箱に 入れていた 彼の事が気になり 居間へ上がると あの真っ白い化身が 箱に手を置いて 微笑んでいた。

あぁ……大丈夫なんだなって思った。
ソレが顔を上げると 目が一瞬 金色に輝いて また赤い目になり 私を見ていた。

彼はこの家の主。
私は同居している人間。
その関係を 使いが許してくれた。

あの真っ白い人に化けた化身は 白蛇だった。
そして……青大将という種違いの番いだった。

白蛇は神様の元へ帰り 罰を受けるだろう…
それでも 彼の身を心配して 遠い距離を人に化けやって来たのだろう…


その後 元気になった彼は 前と同じ 4畳半の押し入れの上段に 鎮座していた…。











暖かい風が吹く頃 彼は 姿を消した……

遠く離れた 神社の赤い鳥居の脇の榊の枝が茂るその袂に………

絡み合う様に 白蛇と一匹の青大将が死んでいました…。

あの家が放置されていた間 彼があの家を護って来たんだと……その時 分かりました。

神社の宮司に訳を話 二匹は 手厚く供養され また 蜷局を巻いた状態で 二匹の絵を描き 絵馬やお守りのデザインとして 今も その神社で売られている…。



途中で 割り込んで来た彼女の話も同時進行だったので 長くなりすみませんでした。

お付き合い下さった方 有り難う御座いました。

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コメント(3)

山口県岩国市の白蛇神社ですか?

匿名さん。コメント有り難う御座います。 人は 生きていく中で 様々な壁にぶつかります。それをどう乗り越えるかは その人次第ですが…シを選ぶ事は一番してはイケない行為です。 蛇はもう寿命がギリギリの状態だったのだと 思います。彼に呼ばれていたのかも知れません…。あの家にいたモノ達を託す為に…。 あの親戚の家ではまだまだ たくさん話が出来そうなので また投稿しますね。

悲しさと安堵と…蛇さんも女性も紫煙さんと出会えて本当に良かった。誰も知らずにひっそりと、大きな優しさが、あるんですね。何度も読み返しました。目が濡れっぱなしです。

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