友人 (S)は 海釣りが好きで 好きすぎて 船舶免許を取得して 小型の船を買って 良く 海釣りに出掛けていきますが……たまに巻き添えを食って?私も連れて行かれたりします。

竿やら餌やらその他備品は 釣具屋を開けそうなくらい持っているので ほぼ手ぶらで行けるのがいいと言って 他の友人も良く行ってるみたいです。

そんなSとSの友達の話です。


その日はSが一人で釣りに出掛けるのに 船に荷物を積んでいると 別の友人UとHが来て 自分たちも行くから 乗せろと言って来たそうで Sも一人より 他に人がいた方が 何かと面白いと思い二人を乗せて 三人で 沖に出た。

釣りをするポイントは 無人島の近くの切り立った岩の影辺りに船を停め 碇を降ろす。
三人は 誰が一番 大物が釣れるか?と言って 釣糸を海へ投げた。

大物を狙っていた三人でしたが その日の釣果は余り良くなく 釣れても 20cmくらいの雑魚が釣れるくらいで大物らしい大物は釣れなかったので Hが 場所変えようといい Sもそれに賛同して場所を変える為に 碇を上げて 船を移動させて沖合いを走っていると 釣り仲間の船が 小さな島の脇に停まっていたので そちらに船を走らせた。

S 「こんちは‼ 何か釣れました?」とSが聞くと船の裏から 真っ黒に日焼けした 一人の男が出てきて ニヤッと笑った後 でっかい真鯛を両手に持って見せた。

H 「でっけ~ぇ‼」
U 「うわぁすげ~ぇ‼」
S 「何処で?」
男 「この先に 長細い島があるだろ?あの500m手前辺りだよ。」と言って 北東方向を指差した。

H 「ヨシッ行こうぜS!!」
U 「俺らも鯛釣りに行こうぜ ‼」
S 「男さん ありがと‼男さんよりデカイの釣って来ますよ ‼ 」そういって Sは船を走らせた。

H 「S エビ持って来てるか?」
U 「何でエビ?疑似餌でも良くね?」
H 「バカ!鯛は昔っからエビで釣れって言葉知んないのかよ?」

そんな二人の会話を聞いてたSが笑いながら
S 「エビ持ってきてるよ。けど別に 疑似餌でも釣れるぜ?」と 言ってクーラーボックスを指差した。

H 「なんだよ。お前ら ノリ悪っ。」
U 「まぁまぁ…疑似餌で釣れんかったら エビで釣るから(笑) 」
S 「エビと疑似餌で競争だなっ‼」
H 「うぉっしゃっいいぜ‼ぜってぇエビで釣ってやる‼」
U 「んじゃ 俺とSは疑似餌なっ。」
そんな事を話してる

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コメント(6)

キタちさん。コメント有り難う御座います。 黒い…日焼けした男性は 多分…生身の人間だと 思います。海底に沈んでいた( 網に絡まっていた方々 )は その男性に……。でないと 有り得ないとSが言ってました。まぁ海上保安や警察等にも そう証言したみたいでしたが…。その辺りはまだ不明のままだそうです。

はい

その黒いオッサンは何を伝えたかったのでしょうか? 自分たちの遺体を見つけて欲しかったのかな?

匿名さん、コメントありがとうございます。海で一番 怖いのは 引かれる事と呼ばれる事ですね。どちらも 抵抗出来ませんから…。

さっちゃん(さん) コメントというより 返事みたいですね(^_^;) ありがとうございます。

ひとりでは、なかった事が、せめてもの救いですね。トラウマになりそうで、怖いです。 海にまつわる系は、不思議な話しが多いですね。

紫雲さんの投稿

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