知り合いの電車の運転士から聞いた話。

毎日電車で通勤、通学をしていると
人身事故で電車が遅れるなんて誰でも一度は経験あると思う。

人によっては自分の乗っていた電車が急ブレーキをかけて止まったかと思いきや、人身事故のアナウンスが流れた 、なんて経験あるかも知れない。

人身事故の理由は様々だが、その中でもホーム付近での自殺はなくなることのないケースだ。

当然、ホームに電車が止まる前に突然人がホームから飛び降りて来たら、一瞬であの鉄の塊を止める方法なんてない。

そして、そんな止めることの出来ない電車に思いっきりブレーキをかけ、届かぬ想いと共に、その人の人生の最後の瞬間を見なければいけないのが運転士だ。

そんな場面を考えた時、その自殺の大半は悩みを抱え、その苦痛から死を選んだ人がその道を選ぶのだろう、と考えるかもしれない。

ただ、その瞬間を目の当たりにしてきた運転士や、その瞬間の映像を監視カメラを通して見てきた駅員は口を揃えてこう言うらしい。

「ホームから飛び出してくる人は、その最後の瞬間、何か悩みを抱えていたり、また人生との決別に心を決めたような表情をしていない。その表情は誰かに突然背中を押され線路に突き落とされたかのように驚き、そして、自分の背中を押したであろう人物を探すかのようにホーム側を見ようと必死になっている」と。

当然、その人の後ろに誰もいないのに。

最後に知り合いの電車の運転士はこう言った。

「だから私が電車を使う時は、その目に見えない何かに突き落とされることのないよう、黄色の線から離れてまっているんですよ」

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コメント(4)

分からない。でも怖い

自分が、そうならない事祈ります。

ホームの内側にいたい。

いやいただの自殺だろ

けんちゃんさんの投稿

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