げて下さい。」

住職 「分かりました。さっお母様。トモちゃんの事は紫雲さんに任せて いきましょう。」

母親 「………はい。朋美を宜しくお願いします。」


( さて どうしたものか……一時的なものなら 成長する事で消えるかも知れないけれど…何か引っ掛かる…それに…母親には言ってないだけで 相当なものが見えているはず。今更、あれは幻と言って見えない様にした所で……受け入れる事が出来るとは思えないし……兎に角 トモちゃんの話を聞いてみるか…。)

私は応接間を出て トモちゃんのいる部屋に向かいました。

朋美 「ネコさん、ウサギさんをいじめちゃダメだよ。仲良くしなくちゃダメ。」

障子戸から漏れ聞こえる トモちゃんの声は明るい。

私 「トモちゃん、入るね。」

朋美 「あ~っ ?!オバチャン来たからネコさんとウサギさん逃げちゃった。」

私 ( 苦笑 )

朋美 「ママは?」

私 「ママは今 お坊さんとお話してるよ。」

朋美 「ふ~ん。」

私 「トモちゃん ワンちゃん好きかな?」

朋美 「うん。ワンちゃんも好きだよ。」

私 「そう じゃっそこに呼ぶね。」

朋美 「わ~~~いっ」

( これでハッキリする。もしもトモちゃんが そうなら ジャック( *注)(犬の名前)が見えるはず。 )

息を吐き出す様に微かな音を出す。
すると………

朋美 「うっわぁ~おっきなワンちゃん !! おいでおいで !! 」

私 「やっぱり……」

*注 ( ジャックは犬では無く 狼です(汗)。 )

私 「トモちゃん ネコさんやウサギさん お姉さんとお兄ちゃん それと怖いオバさんの他にもたくさん見えてるでしょ?」

朋美 「オバチャンにも見えるの ?! 」

私 「そう オバチャンにも見えるよ。」

朋美 「ママに言っても ママは見えないからいないって言うの。」

私 「朋美ちゃん ママやお友達に見えないものが見えてて 怖くない?」

朋美 「怖くないよ。オバチャンは怖いの?」

私 「怖くないって言ったら 嘘になるかなぁ 怖い思いもしたしね。」

朋美 「じゃあ トモちゃんが月のウサギさんに会いに行って オバチャンが怖くないようにしてって お願いしてあげるよ。」

私 「月のウサギさんに?会えるの?遠いよ?」

朋美 「分かんない。でも もうすぐ会えるの。」

私 「もう直ぐ?」

朋美 「ワ

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コメント(4)

名無しさん。コメントありがとうございます。すみません。書き足して置くべきでしたね…。私の投稿で(タイトルの後ろに)何も書いてない時は 全て 実話になります。にわかには信じられないと思いますが 悲しい事に実話なんです。

母親のことを思うと複雑です。人間の命の時間は、決まっているのでしょうか?それにしても短命過ぎて悲しいお話です。きっと月で仲良く、幸せに暮らしているはずです。

小説?

匿名さん。コメントありがとうございます。ここに上げられない事情がある内容の話を、お母様が落ち着かれた頃に、全て お話してあります。それを話した上でお母様には、ご理解頂けました。お子さんを亡くされた事は 大変 悲痛な思いであるという事は 私でも良く解ります。 「 満月を見ると 朋美の笑い声が 聴こえてくる気がして 満月の日が 待ち遠しいんです。」 そう お母様が呟いたのを聞いて トモちゃんは綺麗に成仏できたという事と 前向きに生活を送られてる お母様を見る事が出来て 安心しました。

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