に笑っていたそうです。

トモちゃんに何してるの?と聞くと トモちゃんは不思議そうな顔をして 「ネコさんとおねぇちゃんがいた。」といい 何も無いのに まるで何かを抱き上げる仕草をしたそうです。

その時に お母様は 思い出しました。
以前 園長先生から言われた事を …。

同じ保育園に通う お母さん達に 変に思われる事を恐れて トモちゃんに帰ろうと言って まだ遊びたいと ごねるトモちゃんの手を引き 家に帰ったそうです。

それからも トモちゃんの妙な行動は 日に日に回数が多くなり 保育園にも通わせられなくなったのだと 困り果てていた頃 自分には見えないモノが トモちゃんには見えているんじゃないか?と思うようになり お寺や神社を結構 回ったらしいのですが 解決する事は無く その頃には 家の中に居ても 同じ行動をする様になり お母様はどうする事も出来ずに 隣町である 私達の住む町まで足を運んで来て 漸く キチンと対応して下さるお寺の住職さんに出逢えたのだという事でした。


ここから 会話中心になります。


私 「お話は分かりました。トモちゃんには 今の所 猫とお姉さんのみが見えているだけですか?他に何か違う人物や動物などの名前は出てきませんでしたか?」

お母様 (以後 母親)「いえっ確か……怖いオバさんと可哀想なお兄ちゃんがいるって言ってました。」

私 「トモちゃんが高熱を出した後 その様な事が起こったのですね?」

母親 「はいそうです。」

私 「他に何かありませんでしたか?」

母親 「………………。」

私 「隠さずに お話下さい。」

母親 「……つい最近なんですが…意味が分からない事をいい始めたんです。」

私 「はい。」

母親 「……月の………」

私 「月の?………ウサギさんですか?」

母親 「!! ……何故?」

私 「先程 トモちゃんの後を追いかける様に兎の姿が視えたもので…関係あるのかな?と」

母親 「そうです。月のウサギさんに会いに行くっ…て…あの子に何が起こってるんですか?あの子 どうなっちゃうんですか?」

私 「落ち着いて下さい。お母様が取り乱すと トモちゃんが不安になり視えるものが視えなくなってしまいます。お気持ちは分かりますが どうか 平静を保たれて下さい。」

母親 「……はい。すみません…」

私 「住職 暫く お母様を客間へ お茶を飲ませて差し上

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コメント(7)

チェリーさん コメントありがとうございます。そうですね。お母様にも幸せになって頂きたいですね。

名無しさん。コメントありがとうございます。すみません。書き足して置くべきでしたね…。私の投稿で(タイトルの後ろに)何も書いてない時は 全て 実話になります。にわかには信じられないと思いますが 悲しい事に実話なんです。

母親のことを思うと複雑です。人間の命の時間は、決まっているのでしょうか?それにしても短命過ぎて悲しいお話です。きっと月で仲良く、幸せに暮らしているはずです。

拝見させて頂きました。凄く悲しいけど温かいお話しです。これからもお母さまやともちゃんの幸せを願います。

小説?

拝見させて頂きました。凄く悲しいけど温かいお話しです。これからもお母さまやともちゃんの幸せを願います。

匿名さん。コメントありがとうございます。ここに上げられない事情がある内容の話を、お母様が落ち着かれた頃に、全て お話してあります。それを話した上でお母様には、ご理解頂けました。お子さんを亡くされた事は 大変 悲痛な思いであるという事は 私でも良く解ります。 「 満月を見ると 朋美の笑い声が 聴こえてくる気がして 満月の日が 待ち遠しいんです。」 そう お母様が呟いたのを聞いて トモちゃんは綺麗に成仏できたという事と 前向きに生活を送られてる お母様を見る事が出来て 安心しました。

紫雲さんの投稿

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