た。
車の中に迎え入れ、「どうだった?」と聞くと、
A「トンネルを通って向こうの出口が見えたから引き返してきた。暗くて怖いだけで、全然何も起きないの。」
B「そうそう。やっぱ、後付けの嘘じゃねえ?」
C「拍子抜けもいいとこ。てか、A、今度時間まで調べててくれよ。」
などと、たわいもない話をしながら、再度来た道を2時間半かけて帰って行きました。

それから2週間くらい経った時、再度Cの部屋で4人で集まって飲み会をしていました。
すると、タイミングを見計らったようにAが切り出します。
A「なあ、この前のトンネルのことなんだけど。」
B「ああ。何も出なかったけど、今思えば怖いよね。真っ暗だったし。よく入ったなあ。って後から思ったよ。」
A「だよね。でも、その後、ちゃんと幽霊が出る時間帯を聞いてみたんだ。」
私「まじで?てか、その話始めたの誰なの?」
A「地元の先輩。」
C「お前があのトンネルから一番遠いところにすんでるじゃん笑。何で、その地元の先輩が知ってるわけ笑。」
A「知らねーよ。」
私「で、何時なの?」
A「真夜中の2時らしい。」
私「あー。ありきたりな時間。」
A「ちゃかすなって!」
私「でも、今日は行かねーよ。お酒飲んでるし!」
A「分かってるよ!でも、今度行ってみたくね?」
C「いつ?」
A「今度の〇曜日は?」
私「ごめん。その日は彼女と旅行行く約束してる無理。」
C「だったら、車ねーから無理じゃん。」
A「大丈夫。家から車借りてくるから。」
B「ごめん。俺はパス。」
C「どうして?」
B「この前は勢いで行ったけど、よく考えたら怖い。行きたくない。」
A「そんなこと言わずにさ!」
B「無理!」
C「しょうがねえな。じゃあ、俺だけ付き合ってやるよ!」
A「ありがとう。」
私「てか、そこまでして何でそのトンネルに行きたいの?他にも近いところに心霊スポットなんかたくさんあるじゃん。」
A「そういうところはもうネットで書いてあるじゃん。俺は新しい心霊スポットを発掘してネットにアップしたいの!今度はデジカメも持って行くぞ!」
C「それじゃ、また連絡を取り合おう!」
Cがそう言うとその話題はそこで終わった。

その約束の日には、私は彼女と旅行ということもありそのことはすっかり忘れていた。
翌日、そんな私にCからメールが入る。
C【Aから連絡来てないか?】
旅行に行ってる私に連絡するはずがないだろう。とは思ったものの、そ

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最後のセリフは?

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