信じてたのかよ
(笑)。どうせ、なんもなかったんだろ?」
その通りなのですが、「特になにもなかった」って言うのは悔しかったので
「いや、それがさ。手洗い場の鏡に自分の姿とは違う黒い影が見えたんだよ…」
と脚色してみました。すると、友達は最初、「えっ…」という顔をしましたが、ちょっと考えた後、あきれた顔で
「お前、デタラメ言うなよな。三階のトイレには鏡なんて一つもついてないぞ」
と言ったのです。私は驚きました。ウソかと思いましたが、翌日、確かめに行ってみると、確かに手洗い場などには鏡はなく、取り外された跡だけが残されていました。
では、私が見たあの鏡はなんだったのでしょうか。
もしかすると、私が見た黒い影も、本当に私の姿とは別の何かだったのではないかと今では思います。
この怖い話はどうでしたか?
コメント(1)
つまみ枝豆の工場のトイレの話と同じだ
わき