先週の土曜日にあった話。

昼寝中ふと目を覚ました。枕元にあった携帯に目をやると時刻は午後3時45分を指していた。後1時間は寝られるかなともう一度横になり少し時間が経つと背後から誰かに見られているような気配を薄っすらながら感じた。気配を感じた方向に目をやるとそこには誰もいなかった。冷めたい空気と勘違いしたかな?と思い横になると再び同じ方向から気配を感じた。今度ははっきりとした気配ですぐに振り向くも誰もいなかった。気配のあった方向を数十秒見渡してもそこに変わった様子は見られなかった。

最後に気配を感じて少し時間が経つともう一度同じ方向に気配を感じた。その時の気配は前の気配とは比べ物にならない程凄まじく異常な寒気と圧を感じる凄まじいものだった。すぐ気配のあった場所に頭をやるもそこには誰もいなく床が日光に照らされ輝くいつもと変わらぬ光景があった。


気配のあった場所を数分見渡たすも特に異常があったような所は見られない。ここに居ては悪い事が起こるかもしれないとベッドから立ち上がろうとした瞬間今度はベッドの方から同じ気配を感じた。ベッドに座った体制のまま気配の方に目をやると・・・

そこには黒い靄みたいなものを纏った黒と紫を混ぜたような言葉では説明のしにくい色の丸い影があった。影はしゃがんだ大人と同じサイズはある大きなものでベッドの前にある窓から差し込む僅かな光に照らされたそれは不気味でありながら何か神秘的な美しさも放っており自分は危険な存在であるとわかっていながら影から目を離すことはできないでいた。

影と遭遇して十数秒後、ベッドに鎮座していた影はモゴモゴとその場で蠢き暫く蠢くと徐々に人の姿へと形に変えていき最後には紫色の靄を全身に纏った女性にその姿を変えていた。影が変わった女性とは何の面識もなかった。話しかけてもいなければ姿を見たことすらない。でも少し感づくものはあった。先月見た電車の夢と夢を見た後に感じた気配と今正面にいる女性が放つ雰囲気はおぼろげでありながら同じ気がした。恐怖は感じないけど不思議な雰囲気・・・。

影が女性に変わり約十数秒後女性はいきなり自分の腹部分を掴みどこかに引きずり込もうとした。自分は声を上げようとするもその時は既に意識を失いかけており声を出すことも抵抗することもできなかった。

目を覚ますと花畑の中にいた。立ち上がり辺りを見渡すと自分が見た事のない世界が広がっていた。夕暮れ空に似た色の空

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