れました。
次の日に母と祖父と一緒に蛇さんのお墓を作りました。
「これは青大将じゃないか。何と言うことを…。」
祖父と母は絶句していました。
直ぐに祖父は日本酒を買いに行き、友達のお祖母さんに訳を話して御供えをさせてもらいました。
兄達はその日のうちに元気になりました。

「蛇はね半殺しにはしてはいけないし、無闇な殺生はしてはいけないの。半殺しにすると、相手の顔を覚えていて仕返しをするのよ。大切にしたり助けたりすれば良いことがあったりね。」
…と、祖母は曾祖父からいい聞かせられたと教えてくれました。

生き物の命の尊さと神仏の怖さと優しさを学んだ小さな頃の体験でした。

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コメント(3)

俺も子供の頃、目だけ赤い蛇見たんだよなぁ。何故か誰も信じなかったけどw

そういえば、三木大雲和尚も怪談で蛇神様の話をしてたな。

神様の御遣いの巳神を殺生すると 七代祟る、といわれるくらい恐ろしいです 怖い思いをされましたね でも、その後お家の方が手厚く供養されているのですから 大丈夫ですね 何事もなく平穏に過ぎることを願います

栞さんの投稿

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