2017/09 北海道旅
レンタカーでS市からA市まで走った
ナビは妙な方向に誘導する

細い山道をヘアピンカーブ
対向車が来ないこと願いながら
山を走り抜ける
ー誰も来ないわねー
主人と言葉を交わしながらも不安の色が漂う
ー迷ったかな?ー
昼なのに樹木のせいだろうか
薄暗い山道はライトだけ

途端に、広い道路に突き出た
ーあれ?-
目の前に金色の生き物が横たわる
徐行しながら近寄る
動く気配もない
ーキタキツネー主人が声を上げた
夫婦だろうか、恋人だろうか
そんなに大きくはない
でも、こんなに金色なの?
キンキンの毛並みと
この世の物とは思えない存在に写真を撮りたくなった
怖がる様子もない
でも、フラッシュで目を傷めたら申し訳ないと
写真は遠慮し、私は金色のキタキツネに微笑みを送った
旅を見守ってくださいね、と
心の中で念じてスルーした

翌日、偶然、稲荷神社に出くわした
参拝のあと
数基の鳥居前で写真を取り込んだら
その時のキタキツネが
ふわーっと画面に表れ、反時計回りにスマホの画面に
飲み込まれた
ー見て見てー
慌てて、主人に声をかけた
主人も目の当たりにして驚きが隠せない


キタキツネは金色で、「つがい」だった
守り神のようになり
写真に同化した

この怖い話はどうでしたか?

コメント(6)

神秘的な光景ですね。芸術です

とても良いですね! うらやましいです(*^^*)

子供の頃は田舎に住んで居りましたのでキタキツネを目にするのは珍しくなかったのですが今では野良猫や外飼いの犬も見かけなくなりました。良き旅行になられたようで何よりです。

そう、稲荷神ですね 私と縁深い神様です コメントありがとうございます!

あ 様 スマホに入り込んでいくお稲荷様(零体)を見たのは 初めての体験です 本当に有難いことです

狐霊っていうより お稲荷様みたいですね

さらさんの投稿

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