僕は学校の図書館のある一角から、いつも異様な雰囲気を感じていた。だから、僕は毎回図書館に行くたび、そこを避けていたのだった。その頃はいつも自然と避けていたため、あまり気にしていなかったが、今となってみると不思議な話だ。そこの本棚には、確か、勉強用の資料、昔使われていた教科書、問題集ぐらいしか置かれていない。…あ、そうか!だから避けていたんだ!うわ〜!そういう事か〜〜!
まあ、そんな話は置いといて、最近、僕はとんでもない体験をした。
ある月の13日の金曜日、つまり、あの有名なやばい日、僕が体育の授業の為に、更衣室に着替えに行った時のことだった。
男子更衣室の中から、誰かが怒鳴る声と暴れる音がする。中を覗くと、誰もいない。しかし、何処からかその声と音はし続けている。僕が恐る恐る中に入って行くと、音源はすぐに分かった。

…掃除用具入れの中からだ。

「ドンッ、ドンッ」

と、掃除用具入れを内側から叩く音、そして…、

「開けろ!おい!出せ!…出してくれよ〜…」

と、男の低い声がする。掃除用具入れの扉は内側に深く、めり込む様に閉まっている。

奴だ…。

僕の足は恐怖で震えていた。13日の金曜日。つまり、この掃除用具入れの中にいるのは、あの有名な殺人鬼だ。そうに違いない。そうじゃなかったとしたら、前の時間に更衣室を使っていた、4組でいじられキャラのYくんぐらいしか考えられない。絶対そうだ。映画で見た、あの殺人鬼だ。
いつの間にか、男の声は止み、うめき声の様なものに変わっていた。僕は恐怖で頭が固まり、掃除用具入れを見つめることしか出来ずにいた。その時…、

「ドガッ、ドガガガーン!」

と、勢い良く掃除用具入れのドアが開いた!
そして…、

「ッガン!、ギギギ〜〜……バタン」

扉はすぐに横の壁に当たって跳ね返り、また、閉まった。

「…………、」

一瞬、中に怒り狂った顔が見えた様な気がした。目が合った様な気がした。そしてついに…、

「…ッキキ〜〜」

閉まっていった扉がもう一度、ゆっくり金属音を立てて開き出した!
僕は「ヤバイ!」と思い、とっさに横にあった空のタンスを思いっきり倒し、掃除用具入れを塞いだ!そして、僕は更衣室を一目散に飛び出し、そのまま死にものぐるいで駆け逃げた!
…あの時はやばかった。本当に死ぬかと思った。あの時上手く、掃除用具入れとロッカーの間に倒したタンスが挟まってくれた

この怖い話はどうでしたか?

コメント(2)

怖いね。ロッカー見るのが怖くなりそうです。

まじかいたんだ

ふざけます!さんの投稿

話題のキーワード

サクっと読める短編の怖い話

人気の怖い話をもっと見る
怖い話 怖い話アプリをダウンロード 怖い話アプリをダウンロード