今回も京都のある寺での異界写真

一月の寒い日
蝋燭の灯で庭園を楽しむ会
舞い込んだ一枚のハガキに魅かれるように
主人と訪ねた
多くの人が庭にカメラを向け前世の空域を取り込む

でも、きっと
こんな写真を撮った方はおられないでしょう
灯篭の灯が作る幽玄な空間
ぼんやりと、庭の向こうに浮かび上がる茶室

平安時代の姫が十二単を羽織り
茶会をする空間
目を凝らすと、姫の前に琴が見える

撮り終えると直ぐにデジカメを確認する主人は
寺側の粋な演出だと思い込んでいた
でも、茶室には人の気配もない
急いで確認する
茶室は立ち入り禁止で
誰もいない空虚な空間が広がる

ぞくっ…背筋を走る寒け
自宅のPCでデジカメの写真を拡大すると
姫の着物の柄までもが浮かび上がる

平安の茶会は今も続いている
この時空と背中合わせに

この怖い話はどうでしたか?

コメント(5)

心霊写真とは言え、お美しそうな情景ですね!!

強い霊感も大変そうだけど、普通の人が味わえない楽しみもあるんですね。ご主人も受け入れてるし、夫婦だから能力が、開花したのかな? 龍神様に守られて羨ましい限りです。(^_^)

匿名様 コメントありがとうございます。普通の人が味わえない楽しみも恐怖と背中合わせですが 慣れちゃいました~今後も実話だけをお話したいです!

平安時代の姫の写真見たいな

菜々氏さま  貴方には見せて差し上げたいです!

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