本当にあった怖い話

怖いかどうか。。。

しかし３０年経った今も忘れられない子供の頃に見た夢の話です。

私が小学校低学年のころの記憶です

未だにあれが何のメッセージなのか、

若しくは何の仕業だったのか。

その頃私は家族4人（父、母、私、弟）で

和室の寝室で寝ていました。

一階のリビングの向かいの和室六畳程の寝室。

いつも通り寝ているとトイレを催し目が覚めました

まだ幼かった事もありトイレまでの短い廊下を歩き、洗面所、トイレまでの大人の足で１０秒もかからない距離でも怖くて、

その度隣で寝ている母親の事を起こし

「トイレ行ってくるから起きててね」

そう伝え行っていました。

その時も寝室を出てすぐ

私「お母さん！起きてる？」

母「起きてるよー」

洗面所につけば

私「お母さん！起きててよね！」

母「大丈夫。起きてるよー」

無事にトイレを済ませそこからはダッシュで寝室に向かいます。

いつもであれば

そこに父、母、弟がいて

怖かったことから解放された安心感から

布団に入るとすぐに寝付けるのですが、、、

その夢？では違いました。

トイレを済ませダッシュで寝室までたどり着き部屋を見渡すと

母親だけが居なくなっているのです。

まだその時点では怖いという感覚はなく

あれ？お母さんどこ行ったんだろう？

くらいの気持ちで

寧ろトイレから帰ってきた安心感から

そのまま寝てしまいたいくらいでした。

しかし

ふと寝室の窓を見ると

外から風が吹いていてカーテンが揺れ

窓は全開になっていました。

大きな窓なのと一階ということもあり

子どもだった私や弟は普段そこから出入りする事もある場所です

「あれ？なんで窓開いてるんだろう？

お母さん外に行ったのかな？」

私は恐怖心も感じず

窓の方に向かいカーテンをサッとあけ

外を見渡しました。

すると３０メートルほどの庭の先

道路の歩道の所に母親が立ってこっちを見ていました。

「あ！お母さん！なにしてるの？」

すると母親の場所からではなく私の耳元で

「そこはおばけがいるから！早くこっちにきなさい！急いで！早く！」

と煽るような口調で聞こえました

私は「え！？嫌だ！怖い！お母さん！助けて！」

急いで庭を裸足で走り

道路まであと半分程の所まで行くと今度は

「どこにいくの！！！早く戻ってきなさい！！」

今まさに出てきた家の窓から母親が怒鳴っていました。

私「え？」

家の中にも道路の歩道の所にも母親がいるのです。

2人の母親の真ん中で

私はどっちの母親の言う事を聞いたらいいのか、というよりどっちの母親が本物なのか？