初投稿の為、駄文失礼します。



大学生の頃、バイト先で彼女ができました。
バイト先では私とその娘を含めた数人で仲が良く、バイト終わりにその人達とドライブだの飯だの行くのが日課でした。

その日はその娘と付き合って初めて二人でバイト終わりに遊びに行く事になり、自分の親の車を借りて迎えに行きました。

車で行けば国道に出て15分ほどで着く距離です。

何度か行った事もあるので、ナビなどは設定せず、音楽をかけてノリノリで出かけました。

国道を走り、彼女の家が近づいてきて、国道から左折をしなければならないのですが、その時は暗くて見誤ったのか本来曲がるはずの2本手前の道を曲がってしまいました。

「あーミスったな…」

明らかに見慣れない道に入ったので、そんな感じに思ってましたが、彼女の家にそのまま着くかまた国道に出るだろうぐらいに思ってました。

周りも住宅街で暗くもなく、少し離れてるとはいえそもそも地元の道なので大丈夫だろうとタカをくくってたのです。

その道はちょうどカタカナのコの字の形になっており、本来曲がる1本前の道に出ます。

つまり国道からその道に入り、走っていって二回右折をすると元の国道に出ます。

それを知らずに、一回右折し、また右折する角のところを見ると、
突き当たり?というのか、曲がれない左側には小さい公園がありました。

ちょうど角のところに入り口があり、自分がいる場所から中のブランコや滑り台がぼんやり見えます。

しかし、何故か違和感…

明らかに公園の中だけ暗すぎる。

普通公園って明かりついてるもんじゃない?

しかしその公園は周りの住宅街に見放されたように光を失っています。

だからブランコも滑り台も、車のライトの端で捉えている明かりでしか見えずぼんやりとしか認識できないのです。

そしてその公園にどんどん近づき、徐々に中の様子を車のライトが照らしていく。

その公園を通過する時に、初めて気付きました。



ブランコに誰かが座っている。


よくある長い髪の毛、白いワンピースの女がいました。

少し違うのはその女がおそらくまだ中学生ぐらいに見えたこと。

夜10時を過ぎてそんなところに中学生が一人でいるのもおかしいのですが。

しかし、その女は車のライトで照らされてることを気にもしないのか、ずっと座ってる正面を向いています。

車のライトはブランコの真横から当たっていたので、普通なら

この怖い話はどうでしたか?

コメント(6)

分かりますよ! 怖いですよね!! 作りばなし感なく 体験した事がリアルに一生懸命 書かれたのだなって思いました。 この公園には以来、近づいてないのですか? ワンピースの子が何を伝えたかったのか 分かりませんが、 そんな事考える余裕もない感じも 受けてとれます。

そんな場所、身近にあるんですね。あの世の入口…

別に襲ってくるわけじゃないのに

こわ

どこの公園?

こわいですよ

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