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短編
黄泉比良坂
黄泉比良坂
短編

黄泉比良坂

2017年2月13日
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いつの日の事だっただろうか。

娘と会話したのは、10年も前の話になる。

その娘が、結婚する事になり、私はこのうえない気持ちでいっぱいだった。

娘の家は東出雲町にあり、その地域では黄泉比良坂という坂がとても有名だった。

ついでに、娘の家による前に黄泉比良坂にでも寄ろうと考えていた矢先、電車は東出雲町についていた。

重い腰を上げ、黄泉比良坂を目指し、歩いているとめまいがした、いつもの事だが今回はやけにひどい、少し治ると歩きだし、黄泉比良坂につくと、頭がくらくらし、水を持って来えば良かったと後悔した。

横から大型のリュックをせよった青年が、水でもどうぞと、水筒を私に用意してくれた。

私はそれを一気に飲み干すと、その青年は、私と黄泉比良坂に登ってくれると言ってくれた。

青年は黄泉比良坂の話をしてくれた

黄泉比良坂は日本神話において、生者の住む現世と死者の住む他界(黄泉)との境目にあるとされる坂だという事を教えてくれた。

死者は生者に黄泉(死界)の食べ物を渡す事で、生者を道連れにするという事、この坂を登っているときに誰に会って、食べ物を渡されても決して食べてはいけない。

食べてしまえば黄泉の民として、この世界にはもう戻ってこれない。

青年はそう言ってガムを私に渡してきた。

私はゾッとした。

今の話が本当ならば…と考えてしまい、食べるのを躊躇った。

青年はとてつもなくがっかりした表情で私をみていた。

私はふと思った。

黄泉比良坂は登りしかないはずなのに、私は今、坂を下っている…?

青年の顔を見ると、ニタァととてつもなく不気味な表情を浮かべていた。

この青年から貰った食べ物は食べていない、そして私は気づく。

私は後悔の念でいっぱいになった。

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後日談:

  • 今邑彩氏より
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はじめまして、よろしくお願いします。

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