もという思いは拭えないので
兎に角、急いだ。

その時に中から良い匂いがしてきて、
小屋から煙が出てる事に気付いた。

「お前ら、何してんの?
人が折角薪拾いにいってるのに、
先にはじめるなって」

と友人のAが怒りながら中に入っていくと
中ではすでに真ん中の囲炉裏のような場所に火があり
網の上で肉をやいていた。

「いや、お前らが遅いけん
小さい枝とか集めてそこにあったボロボロのカレンダーを燃やした。
最初は新しいやつかと思ったけど
日付見たら10年以上も前のやつやけん良いかなと思って。」

とそのうちの一人が言い

「10年前のカレンダーって。
お前ここに人があまり来んけっていっても、
10年以上も人が来んとかありえんし、
掃除とかも入りようって言いよったぞ?」

とAが怒りながらそのカレンダーを見に行った。

「誰かが来てキャンプみたいなんやった後に
捨てていったんやろうな。」

と言いながらカレンダーを捲ってた

Aがいきなり

「うわっ」

と叫んだ。

皆が一斉に彼を見てどうしたのかを聞こうとした時に
すぐになんで叫んでるのかが分かった。

そのカレンダーの数十枚捲ったところに
小さい黒い斑点が見える。

めくれば捲るほど
その黒い斑点の大きさと量は増えていき、
赤黒くなって見える。

Aは

「やばすぎ!!」

とそれをすぐに手から放り投げた。

そこで彼は先ほどの影の話をし始めて

「ここやばいんやね?気持ち悪すぎる。」

と言い、
その場全員が来るまでにした怖い話のせいもあり
固まって動けなくなった。

どうにかその内の一人のBが

「見間違いやって。
そんな影なんか。しかもこの黒いのも土やろ。
10年前のやぞ?
雨降れば少しは色も変わるって。」

と言いながら
カレンダーを拾いに行くと、
Aが

「お前読んでみいや。」

と言い始める。

自分達にはAが何を言ってるのかわからず
拾いに行ったBが

「何をよ。」

と笑いながらカレンダーを拾い
捲っていった。

その瞬間に

「ひっ」

と変な声を出しながら
カレンダーを落とした。

「これは、無いわ。
なんちゅう悪戯をしとんやろ・・・。」

と言いながら
何かが憑いたんじゃないかというぐらい青い顔で
目を見開いていた。

さすがに誰もそれを見ようとはせずにただ、

「どうしたん?」

「何があるん?」

と唯聞くのみ。

Aは

「見たらわか

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コメント(7)

しかしなぜ深夜にバーベキューなんか…

そんな乞食フルボッコにしてやれよ。 てめーこそ勝手に住み着いてんじゃねーぞコラ

有名!

カレンダーに書いてあったという文章、細かく憶えているものですね。 書き写したとか写真に撮ったとかいうことでもなさそうですし。

怖い(迫真)

よく分からんな

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匿名さんの投稿

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