夜、怪談話すると霊がよってくると良く言われますが実際のところは霊が来たかどうかなんて確認できない

でも、霊が来ると何らかの音や雰囲気がする。これは、僕が林間学校の時に体験した話。

僕が行った林間学校では、熊が出没するらしく入園の前に熊除けの鈴が渡される。その鈴は入浴時以外の時はずっと身につけていなければならない。

熊除けの鈴は「シャランシャラン」と綺麗な音がして、本当に熊除けなのかと疑うほど聞き入ってしまう。

カレー作りが終わり、入浴時間になる。そして班長は夜のミーティングがあり、それから夜食の菓子パンと時間が経っていき

就寝時間になった。勿論就寝時間だからといって、すぐに寝る人は無く自然の夜の怖さの事もあり怪談話をしようということになった。

途中、担任の先生が就寝の確認にきた。僕達はてっきり、先生達は別の棟で寝るのかと思っていた。でも、先生いわく、夜は熊が一番出没しやすく職員の人はおろか誰一人外に出てはいけないとのこと。

先生に「早く寝ろよ」と言われて僕達は寝たフリをすることにした。

しばらく時間が経ち、皆がもう一度起きて集まって怪談話をしていた。

学校の七不思議の話。人が一人多い話。行ってはいけない心霊スポットの話。まるで、百物語みたいな感じになっていった。

怪談話をして1時間ぐらい経った時には皆疲れを感じ寝ることにした。

僕の布団は一番窓側で、窓に映る外の景色が妙に不気味だったのを覚えている。

ウトウトしていると ー「シャランシャラン」と熊除けの鈴の音が外から聞こえた。
「シャランシャラン」とその音は次第に大きくなっていき、僕達がいる棟に来ているみたいだった。

「シャランシャラン」「シャランシャラン」・・・・

途端に音がしなくなり、自分の空耳かと思い始めた時、
「シャランシャランシャランシャランシャランシャランシャランシャランシャラン」
と、僕達がいる棟の周りで熊除けの鈴が沢山なっている。

これには、僕だけではなく皆気づき始めて「何の音?」「誰かいんの?」とかざわざわしていた。

僕は、窓からそっと外の様子をみるとそこには白い修道服を着た人が棟の周りを取り囲むかのように並んでいて、熊除けの鈴を鳴らしていた。

その出来事で僕は気を失い気づいたら朝になっていた。あの夜あの後どうなったか友達に聞いても誰も答えてくれなかった。

そして、朝食のため棟を出た時に気付いた。棟の周りに

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コメント(11)

結構面白かったと思うんだけども、

よくわかりませーん

だ?

何だか難しかった

何がなにか分からなかったw 漢字が分からなかった

ひ?

よく分からん

よくいみがわからない

…ん?……

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