全員が確認した時1人が、C「ねぇ…この音ってハサミの音じゃない?」
B「馬鹿!ハサミの音がこんな五月蝿いくらいデカイ音になる訳無いだろ!」
そうです、拡声器でも使用してるんじゃないか?って位に大きくなったその音は間違い無くハサミを開いたり閉じたりする時の音そのものだったのです。
霊安室は鎖で頑丈に閉じられ入る事も出来ず何かが迫って来ている事を感じた私達は急いでその場から逃げる事に、20mほど行った所にある金網を急いで登り隣にある公園を沿う様にある100mほどの道を猛ダッシュしていた時に公園の中に1人の子供が…私が「オイ!なんで夜中の2時に子供が居るんだよ!」
B「はぁ?こんな時間にいる訳無いだろ!」
私「公園見て見てみろよ!」
A「俺も見えてんだけど!」
D「ちょっと待て!なんであのガキ縄跳びしてんだよ!」
私「いや…あんなにゆっくりと縄跳び出来る奴なんていないだろ…」
そして私達は全員が見たのです、ゆっくりゆっくりと縄跳びを宙を浮く様にする子供の姿を…
そこからは誰も一言も発する事無く一心不乱に車に走って行きました。
車に戻り即Bが発車した時に1人乗せずに走り出すほど焦っていた事は今でも覚えています。皆無言のまましばらく走っていると運転していたBが突然急ブレーキ
助手席に座っていた私は焦って
「なんだよ!どうしたんだよ!」
B「この車って何人乗ってる!」と訳の解らない事を叫ぶように言いました。
いつの間にが寝てた後部座席に座るA、C、Dも意味がわからず普通に「後ろは3人」と答えました。
私も「お前含めて5人で来てんだから、何訳わかんない事言ってんだよ!」と言い終わる前にまさかの急発進、私「一体なんなんだよ!」C「何がなんだかわかんないんだけど説明してよ!」A「…」D「Aどうした?お前何か知ってんのか?」
B「だよな!A!俺の勘違いじゃないよな?」A「言おうとしてる事はわかる…」
10分くらい走った所でBは車を止めて話し出しました。
B「後部座席の誰かがずっと何か言ってたんだよ、上手く聞き取れないし誰が喋ってるかわかんないからルームミラー見たらさ…」「頭一つ多いんだよ…」「でも目はこっち向いてんだけど誰だかわかんない」
「ハッと気付いた時に思わず急ブレーキかけた」A「俺は急ブレーキの前からずっとCかDが何か言ってると思ってたけど…声が後ろから聞こえてくるんだよ…」
私達の乗ってきた車は三列シート1番後部の席

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コメント(6)

もっと本読めよ

白骨化した子供があったそうですって 霊安室に入った子供が白骨化遺体で発見されたって意味なのか それとも 子供と一緒に白骨遺体が発見されたって意味なのか 何方の事言ってるのかが分からない。

心霊スポットは行かない方がいい。僕は行くとしたら昼間。

その後霊媒師さんに、貴方の後ろに7体以上の悪いのが憑いてるけど…よく生きてるね?って言われました。

憑かれてる時点で無事じゃない…

皆無事に帰って来る事が出来て良かったと思います。

kojiさんの投稿(17)

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