小学生頃の話です
家には両親と姉が2人いたのですがその頃はまだ小さいということもあり、次女と2人、共同で部屋を使っていました(私は男です)


2人の私物が部屋に置かれており、その私物とは別に、1つだけ両親の知人からの送り物としてオルゴール仕掛けのフランス人形がタンスの棚の上に置いてありました


そのフランス人形はとても高価な物らしく、いくらした物かを尋ねても値段は教えてもらえませんでした、家にいつから置いているものかを聞いたことはなく作られてからどれくらいたったものかも不明です


ネジを回さなくてもオルゴールが昼間や夜中に、急に鳴り出したていた事を考えると結構な年数が経っていたように思えます


当時はフランス人形の精巧さからオルゴールが動いているのは、もしかしたら生きているんじゃないかと思い、姉と2人で「気持ち悪いね...」と言っていました
(勿論姉は生きているかも?とは思っていなかったようですけど)


最初は
「気持ち悪い」
「気味が悪い」
「もしかしたら...」
と言っていても、段々と慣れてくるもので愛着すら湧いてきていました


男なのに
「行ってきます」
「ただいま」
と話し掛けていたり
(後で聞いた話では姉も話し掛ける事が何回かあったそうです)


フランス人形に愛着も湧き、慣れてきた頃のことです


オルゴールが急に動き出すのはいつものことなので(フランス人形はオルゴール仕掛けで腕も動くような物でした)最初は気にもとめていなかったのですが、朝、目が覚めてフランス人形を見ると腕の位置や身体の向きが変わっていたり、昼間でもオルゴールが鳴っていないのに朝に目が覚めた時と同様に腕や身体の向きが変わっていることがあったのです...


日にちがたつにつれ、朝目が覚めると段々と自分のベットの方へ
昼間なら、段々と自分がいる方へと身体の向きがちょっとずつ変化していくように...


段々と怖くなり、話し掛ける事も少なくなっていきました


そんな事が続いていた、ある夜の事です


トイレで目が覚める事は多くありましたが、喉が乾いて目が覚めたり、お腹が空いて目が覚めたりということはあれど、その時はこれといって何も理由が無いのに目が覚めました


(後にも先にも何もないのに目が覚めたのはそれっきりです)


なんとも言えない不思議な感覚で目が覚め、また、妙に目が冴えていました


二段ベッドの下では姉が寝息を

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コメント(4)

おぉ!バイリンガル!

ありえなさすぎ。

何故だ‼︎

仲良くやっていきなよ‼️

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